2015年 春・夏・秋アニメ

思い起こせば前回記事を書いたのは4月の頭。
当時の私はこんな言葉で記事を締めくくっている―

                                                                                                                                                                                                                                              • -


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( ^v^)・・・



( ^v^)やってしまいましたなあこれは








いや〜
別にそんなに忙しかったわけでもないんですけどね〜

なんだかんだ、
「明日○○時に起きないといけないから、××時には寝ないとな〜」
ってのが日々あるせいで、
モチベに任せてガーッと何かをやるってのがめんどくさくなりましたね。はは・・・









学生サイクルに帰らせてくださいお願いします

なんだかんだ無遅刻だし、人間追い込まれれば割と何とかなりますね。





ということでね。
年末年始で久々にやることが無いので、書いていきたいと思います。
最後に書いたのが今年の冬アニメだったので、春〜秋の視聴作品をリスト化していきましょう。

◆春アニメ
美少女戦士セーラームーンCrystal
アニメで分かる心療内科
ハロー!!きんいろモザイク
てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう
プラスティック・メモリーズ
グリザイアの迷宮/グリザイアの楽園
響け!ユーフォニアム
SHOW BY ROCK!!
えとたま
レーカン!
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続
Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン
山田くんと7人の魔女
シドニアの騎士 第九惑星戦役
攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE
てーきゅう(第4期)
高宮なすのです!てーきゅうスピンオフ〜
俺物語!!
・ロボットガールズZプラス

◆夏アニメ
俺物語!!
・ロボットガールズZプラス
のんのんびより りぴーと
干物妹!うまるちゃん
WORKING!!!
Classroom☆Crisis
・実は私は
下ネタという概念が存在しない退屈な世界
がっこうぐらし!
青春×機関銃
キュートランスフォーマー さらなる人気者への道
てーきゅう(第5期)
ワカコ酒
モンスター娘のいる日常
赤髪の白雪姫
わかば*ガール
Charlotte
ミス・モノクローム -The Animation- 2
うーさーのその日暮らし 夢幻編
それが声優!
監獄学園 プリズンスクール
乱歩奇譚 Game of Laplace
オーバーロード
アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!
洲崎西 THE ANIMATION
ビキニ・ウォリアーズ
ゆるゆり なちゅやちゅみ!

◆秋アニメ
ハッカドール THE あにめ〜しょん
緋弾のアリアAA
ゆるゆり さん☆ハイ!
進撃!巨人中学校
・俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツ♥された件
落第騎士の英雄譚
ご注文はうさぎですか??
影鰐-KAGEWANI-
ルパン三世(2015)
ミス・モノクローム -The Animation- 3
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
ヴァルキリードライヴ マーメイド
K RETURN OF KINGS
金田一少年の事件簿R(第2期)
すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
てーきゅう(第6期)
不思議なソメラちゃん
あにトレ!EX
・血液型くん!3


◆映画枠
たまゆら〜卒業写真〜 第1部 芽-きざし-
たまゆら〜卒業写真〜 第2部 響-ひびき-
たまゆら〜卒業写真〜 第3部 憧-あこがれ-
ラブライブ!The School Idol Movie
・劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza
デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」
ガールズ&パンツァー 劇場版

◆旧作回収
アオハライド
ちはやふる
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!
緋弾のアリア
瀬戸の花嫁
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
・劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ
ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!



学生時代より本数増えてるのはどういうことなんですかね

まぁ、社畜化しても趣味に充てる時間くらいはちゃんとあるよって一つ励みになってもらえばいいかなという^。^;

社会人になるのを機に実家を出たんですけど、
隠れキリシタン系オタク(※1の私にとって、身内の目を気にせずオタクをできる環境の素晴らしさを噛み締める毎日でした。
一人暮らしの解放感に比べたら、家事のダルさとか相殺どころかおつりがくるほど些事なものでしたね。
※1:身内に隠れてこそこそオフに出たりアニメを見たりする涙ぐましいオタクの意。ムッツリ。



フットワークが軽くなったおかげか、今年は聖地巡礼にも精力的な1年でした。
以前ヤマノススメの聖地飯能を巡礼した際に記事を書いた気がしますが、
今年はアレに加えて、
・流山(ろこどるの聖地)
・竹原(たまゆらの聖地)
・呉(たまゆらアルペジオ、艦これの聖地)

に足を運んできました。
特に竹原(と呉)は作中にも登場したイベント、憧憬の道に合わせてはるばる広島まで旅行してきたので、
余力があれば記事にしたいところ。

何気なく見過ごしてしまいそうな日常の景色が、アニメを通して色づいてくる。
そこに聖地巡礼の魅力があると思いますね。
アニメを見て現地に行って照合しているときの満足感と、
巡礼後に作品を見返して、あたかもそこの住人となって周遊しているかのような感覚。
字面以上のご利益があること請け合いなので、オススメしていきたいですね。








まず推していきたいのは春アニメからこの作品。









SHOW BY ROCK!!

あのサンリオが送り込んできた、音ゲー原作の深夜アニメ。
今回はもうこれ紹介できたら終わりでいいかな〜ってくらいお気に入り。
就職したてのおじさんを癒し続けてくれた慈愛に満ちた作品。
今回はその優しさを紹介していきたい。

優しさポイント①〜放送時間〜
社会人ともなると、どうしても深夜アニメのリアタイ視聴は厳しい。
翌朝起きて、1日稼働しないといけないといけないしがらみは大きい・・・
そんな社会人に許された安息が土日の休暇タイムである。(無い方はごめんなさい・・・)
しかし、それ故に日曜夜の虚無感は耐えがたいものがある。
サザエさんが終わると社畜は胸が痛くなるという話は学生時代何度も耳にしたものだ。

そんな社畜のか弱い生活サイクルの中、SHOW BY ROCK!!(以下SB69)の放送時間はというと−





日曜22:00〜




ありがとう、ありがとうSB69.
陰鬱な日曜社畜の心を癒してくれた愛情に感謝。




優しさポイント②〜シリアスだけど・・・?〜
サンリオと言えど大人向けともなればシリアス展開はしっかりある。
その一つに、主人公のシアンが異世界から来たこと、そしていずれ元の世界に帰らないといけないことが、
プラズマジカ(主人公の所属するバンド)のメンバーに知らされるシーンがある。

シアンにレズっぽい感情を抱いていたと推測される(歓喜)メンバーのレトリーは、
シアンとケンカ別れをするような形で逃げ出してしまい、その回は終わってしまう。



いったい二人はどうなってしまうの・・・?^−;
と小さな胸を震わせるか弱いオタクに向けられた次回予告がこれである。





安心過ぎる

1週間モヤモヤせずに済ませてくれる制作陣の愛である。

仲直りできてよかったですよホント(知ってた)




優しさポイント③〜罪を憎んで人を憎まず〜
深夜アニメだと、善悪に対して理不尽なことってよくあるんですけど、
やっぱり根っこがサンリオなんで、この作品も勧善懲悪に則ったお話作りになっています。

主人公たちのライバルにクリティクリスタというバンドがいます。

このバンド、特にリーダーのロージア(ピンクのツインテの子)はエリート中のエリートで、
そのプライドの高さから、序盤はポッと出のプラズマジカに突っかかってくる嫌味なキャラとして描かれています。
しかし終盤になってプラズマジカに敗北すると、用済みと言わんばかりにラスボスに見限られ、
作中でシアンが倒すべき敵とされていたダークモンスターに変貌させられてしまいます。



深夜アニメだと、倒したら実は身内の変わり果てた姿で絶望するみたいな展開が多いのですが、
SB69は、どちらかというとモンスターになったことを後悔するロージア側に焦点を当てていきます。



その声がシアンにも届き救出されるのですが、その直後に
「私、いじわるばっか言ってたから…モンスターになっちゃったんだ…」
と今までの仕打ちを後悔するロージアたそがくっそブヒれるのでの涙には心を打たれました。





反省すれば悪役にも優しい。
そこにSB69の愛がありますね。





優しさポイント④〜みんな可愛い〜
身も蓋もないけど結局ここ大事。、。
見てるだけで癒されるってそれだけでオッサンにはアドでした^〜


人は尊さだけで飯を食える・・・








嬉しいことにSB69,既に続編が決まっております。

なんか同時期にえと○まとかいう、
登場キャラが動物で、
しかも主人公は猫で、
オマケに戦闘になると小さい3DCGキャラになるパチモンアニメがあった気がしますけど、
格の違いを見せつけちゃったかな〜^q^

・・・実のところ、コンテンツにお金を落としてくださる女性ファンの方々のおかげです(´・ω・`)
こればっかりは頭が上がりませぬ。、。
このシーズン円盤売れたのがSB69と血界戦線って時点で、
声だけデカい野郎のオタクより女性ファンのほうが貢献してるってはっきり分かんだね。



「見返すほど面白いんですか」って聞かれたら「可愛いよ」って即答しますけど、
続編もありますのでね、疲れたおっさんはこれを機にいかがでしょうか・・・





オマケ

特集コーナーに出くわして入っていくと、
半分以上女性の方なのでやっぱりサンリオなんだなと改めて気づかされます・・・











続いて秋アニメからこちらの作品









ヴァルキリードライヴ マーメイド

汚いソウルイーターの愛称で一部に親しまれた問題作。

物語の舞台はマーメイドという名の人工島。
A−ウイルス(アームド・ウイルス)と呼ばれるウイルスの感染者を強制隔離するための島である。
感染者としてマーメイドに放り込まれた主人公が、島からの脱出を目指すというあらすじなのだが―

あれ、こんな話どっかで・・・








嫌な予感がする

ということで(?)この作品もクロスアンジュよろしく、
基本的なシナリオはしっかりと1本あるものの、
その軸をキチガイ設定で肉付けしていってしまったため、
シュールギャグとしても高打点を叩き出している。
今回は、その世界観にフォーカスしていきたい。

この作品の持つ並々ならぬ拘りを象徴するかのような資料がある。
以下の、公式サイトから引っ張ってきた制作陣のリストの一部である。

アホみたいな名前のキャラクターがいるのはとりあえず置いといて、
普段あまり見かけないポストが混ざっていることにお気づきだろうか。

特乳技術・・・



_人人人人人人_
> 特乳技術 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

具体的に何をやっているのかはさっぱりわかりませんが、
この作品の力の入れどころがここからも伝わってきます。





A−ウイルス(アームド・ウイルス)についても補足しておこう。
アームドという名の通り、感染者を武器化させてしまうトンデモウイルスなのだが、
監督の欲望の代弁者たるこのウイルスの性能はこんなものではない。
以下にその特徴をまとめてみる。
・女の子しか感染しない(ノーマか)
・感染者にはエクスター(武器化する者)とリブレイター(武器を操る者)の2種類が存在
・武器化は精神的昂揚を得ることで起こる

要するにどういうことか―

このアニメ、おっぱいアニメである前にバトルアニメである(今更)
ウイルスの特性上、リブレイタ―がエクスターを操ってバトルすることになるのだが、
その起動には百合エッチによる昇天が必須ってことですね^q^
何を言ってるか分からない?俺もよく分からない。
参考がてら第1話「私、散らされます」の変身バンクを載せておきます。










  ( ^ω^) …
  (⊃⊂)



 ⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
  ミ⊃⊂彡

かつてデジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲームという映画で、
進化中の隙を突くという禁じ手を披露して子供たちをピンチに追いやった極悪デジモンがいましたが、
その比じゃないくらい隙だらけですねこれは。


「えぇ…」


ちなみにこの散らされてしまった主人公、処女まもりという何とも親切な名前をしています。
初めはちょっとしたジョークくらいに思って大して評価していなかったのですが、
体操着姿で登場したのを見て、この監督は天才かと思いました。





敵「胸に処女って書いてあるwww」


敵「自己主張激しすぎ〜www」
敵「処女厨ドキドキですぅwww」


処「処女ではありません!これは私の名字でト・コ・ノ・メと読みます!」


敵「処女じゃないんだ()」
敵「見た目と違って遊んでるんだぁ()」


処「そういう意味では…私は処女です…処女ですけど…

ああ^〜
煽られた挙句要らないカミングアウトまでさせられて恥じらってるのが素晴らしい。





最後に、このアニメのEDの紹介を。
この手の電波ソングは最近聴けてなかったので新鮮ですね。












コラム1.第2回、声優ってすごい
前に1回やった、中の人が同じと知って驚いたキャラを発表するやつです。
なんだかんだ知ってる声優は増えてはきたものの、未だヒアリング能力は未熟なのかもしれない。
今回は、同一クールで出てきたメインキャラに限定して挙げていきたいと思います。



①2015年春 CV.江口拓也


比企谷八幡やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続


剛田猛男(俺物語!!

ヒキタニくん、こんな野太い声出せたんですね。というのが率直なところ。
捻くれたヒョロ男と熱血ゴリラという、180度毛色の異なる2つのキャラを、
違和感なく演じ分けれらているのが凄いと思いました(KONAMI)






②2015年夏 CV.高橋李依


一ノ瀬双葉 (それが声優!


コバヤシ少年(乱歩奇譚 Game of Laplace

声色こそあまり変えていないものの、こちらも全然イメージの違うキャラだったので気が付きませんでした。
それが声優!の作中で少年役を演じる難しさについて語られるシーンがありましたが、
お前問題なくできてるじゃねーかと言わずにはいられない。



コバヤシ少年が本当に少年だったのかとか、この際大した問題じゃないですよ。うん。



ちなみにこのクール、もう一人高橋さんが声を当ててたメインキャラがいました。




直樹 美紀(がっこうぐらし!

がっこうぐらし!、1話の頃はめちゃくちゃ盛り上がってたんですけどね。
ネタばらしのところが完全にピークだった気がしますね・・・






③2015年夏 CV.村川梨衣


一条蛍(のんのんびより りぴーと


真柴直(わかば*ガール

上の2人に比べるとりえしょんの声は聴きなれてたつもりだったんですけど、
真柴直の声がりえしょんなのはホントに最後の最後まで気が付きませんでした。


これをやるときに突然聴きなれたりえしょんの声が聞こえてきて、脳が混乱したのを覚えています。
豚向けアニメといえど、生き残るには技術が求められるご時世なのかもしれません・・・













コラム2.ほぼろさん

私のフェイバリットアニメの1つであるたまゆら
その完結編・たまゆら卒業写真も、いよいよ第4部朝-あした-を残すのみとなりました。

第3部憧-あこがれ-での、不安で泣き崩れるぽっての姿を受けてのクライマックスなので、
「久しぶりにおじさん泣いてしまうかもしれんな・。。・」と、待ち遠しい日々を過ごしています。

そんなたまゆらに、ほぼろさんというキャラクターがいるのですが―

ほぼろさんを演じてくださっていた声優の松来未祐さんが、
2015年10月27日、闘病の甲斐なく永眠されました。
享年38歳。あまりにも早すぎる死でした。
広島出身ということでたまゆらとの縁も深かった松来さんですが、
奇しくも亡くなったのがたまゆらの日2015と称した、憧憬の道に合わせたイベントの直前だったこともあり、公に発表されたのは11月の2日のことでした。
呑気に竹原巡礼してた時にはもうこの世にいなかったんだな〜と思うとなんだか馬鹿みたいに思えてきますが、
せっかくのイベントを湿っぽくしたくないという遺族やスタッフの思いを考えると複雑ですね・・・

今にして思うと何の根拠もなかったですが、
そのうち完治させて声優として帰ってくるものだと思い込んでいたため、突然の訃報が本当にショックで、
その日は喪失感が収まらず、まさに心ここにあらずといった感じでした。



柔らかく、それでいてどこか艶っぽい発声と、
キチガイキャラだろうが自然にこなせる高い演技力が魅力的な方でした。
自分はなんだかんだクー子のイメージが強いのですが、
このキャラは松来さん以外ありえないって心当たりは誰しも1つくらいはあるのではないでしょうか。





生前は声優が結婚するたびに、「なんでや!まつらいさん関係ないやろ!」と暖かいヤジを飛ばされる、
意欲満点なのに何故か結婚できない残念キャラとして愛されてきた松来さんですが、
奇しくもたまゆら最後の出演となったであろう卒業写真第2部響-ひびき-では、晴れて結婚することとなりました。

堂郷先生の片思いが実るのかどうか、この作品を通してずっと見守ってきました。
この二人の幸せな結末を、松来さんのほぼろさんで迎えられたことを本当に嬉しく思います。

どうぞ安らかに、ご冥福をお祈りいたします―












センチな気分を引きずりつつ、次は春アニメからこの作品を紹介したいと思います。









プラスティック・メモリーズ

設定の詰め方こそ少し甘かったものの、着想としては非常に評価している作品。

舞台は世界的企業であるSAI社が、ギフティアと呼ばれる人の心を持ったアンドロイドの開発に成功した世界。
ギフティアはSAI社の管理のもと多くの契約者に貸し出され、
家族・恋人・同僚等、それぞれのニーズに合わせた様々な形態で、人間社会に根を下ろしていた。

ギフティアは非常に高性能で、容姿も機能も、生身の人間と区別がつかないほどなのだが、ただ一つ弱点があった。
それは、ギフティアのOSが約9年しか持たないということ。
耐用期間を上回る稼働を続けていると記憶や人格に異常を来しはじめ、中には自我を失い暴走するケースもあった。
そのため、SAI社のターミナルサービス課という部署が、耐用期間を迎えるギフティアの回収作業に当たっている。

この作品は、ターミナルサービスに入社することになった主人公・水柿ツカサと、
タッグを組んで回収作業に当たることになったギフティア・アイラを中心として描かれています。



―というのがプラスティック・メモリーズの大まかな背景。

この作品は大きく2つのパートから構成されています。
前半パートは、新入社員のツカサが、多くの回収業務を行いながら、多くの「別れ」に立ち会っていきます。
先輩社員のアイラ自身が、思い出を引き裂く仕事と表現している通り、
契約時に手放すタイミングが分かっていたとしても。9年以上も一緒にいれば色々と思うところが出てきてしまうのが人間というもの。
特に、ツカサの所属することになった第1ターミナルサービスでは、「ギフティアのオーナーの心のケアも徹底する」ことをモットーとしており、
無理矢理ギフティアと引き剥がすのではなく、オーナーに納得してもらって回収することに重きを置いていました。
初めはマニュアル的な作業になってしまっていた主人公が、次第に大事な人を奪われるオーナーの気持ちを知り、
どうすれば悔いのない別れをさせてあげられるかを模索していく、オムニバス形式のハートフルな展開となっています。



そして、そんな回収作業をともにこなす中で、
ツカサとアイラが互いに惹かれあっていくのは至極当然なことではありますが、
実はアイラのギフティアとしての寿命が、あと3か月ほどしかないということを知らされるところから、物語の後半が始まります。

以前、余命1か月の花嫁のいう作品が一世を風靡したことがありましたが、まさにあんな感じでしょうか。
この日から、ツカサとアイラの終活が、物語のメインとして据えられていきます。



その中で特に私が好きなのが、ツカサがアイラの回収同意書にサインをするシーン。
ギフティアがその性質上多くの個人情報を記憶してしまっている都合、
ギフティアの処分につきオーナー自身が同意書にサインし、機能の停止に立ち会うことになっています。
事務的にはもちろんそれが正解ではあるものの、人の心を考えると非常にツラい瞬間でもあります。

ターミナルサービスの仕事を通して、多くのオーナーの最後のあがきを見てきたツカサは、
いざ自分の番になったとき、
「たまにふと考えちゃうことがあるんだ、このまま二人で遠くに逃げたらどうなるんだろうって。」
と、今まででは無いほどの弱気な、それでいてまっすぐな愛情をアイラにぶつけてしまいます。



それを、これから消えてしまうアイラが「つらい思いさせちゃってるね」と健気に励ますシーンが本当に心に来ます。



「もし自分の命の時間が予め決まっていたとしたら、俺ならどう受け止めるだろう」
というツカサの独白から始まるこの作品。
色々と考えさせられることの多い、素晴らしい作品だったと思います。












ということで、今回はこのくらいで振り返りを終えようと思います。
3クール分でこれですか?という意見もあるかと思いますが、
社畜は大変なんだ死ね正直なのところ、あえてピックアップして推していきたい作品があまりなかったので、
筆が進む作品があまりなかったというのが正直なところです(´・ω・`)

社畜化してスケジュールの自由は聞きづらくなったものの、
生活に癒しが必要になったことや、職場でオタクに知り合えたこともあるので、
このブログもいずれまた隙を見て更新していきたいと思います。巡礼自慢もしたいしな!・。・!



最後は今後の注目作を宣伝して終わります。












正直これ以上何やるのかよく分かんないですけど、とりあえず期待しています。
実は今年に入ってから、聖地巡礼のほかに舞台挨拶という新たな趣味を手に入れたので、
アニメ映画に興味がある方は一緒に行きましょう。映画の満足度が体感1.8倍ほどになります。
ちなみに一番上に挙げた枠だと、
たまゆら〜卒業写真〜 第1部 芽-きざし-
たまゆら〜卒業写真〜 第2部 響-ひびき-
たまゆら〜卒業写真〜 第3部 憧-あこがれ-

ラブライブ!The School Idol Movie
・劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza
デジモンアドベンチャー tri.第1章「再会」

ガールズ&パンツァー 劇場版

は舞台挨拶に行きました。意外と当たる!・。・!

特にデジモンの舞台挨拶は、倍率が結構高かったらしく、
司会のお姉さんに選ばれし大人たちと煽らました(自慢)
子供たちの声は変わってしまいましたが、記憶のままのアグモンとガブモンの中のおばちゃんを生で見れたのは感無量でした。


マスコミ達の撮影タイムも初めて見たので、ミーハーマンはめっちゃテンション上がりました。

3月には第2章が待っていますので、懐古厨は是非。
(世代じゃないと大して面白くないかもしれない・・・)






最後詐欺ですが、最後の最後に、年末恒例の、今年のパワー作品をランキング形式で紹介していきたい。
紹介していきたいと思っていたのだが・・・
今年は正直自分の中でぶっちぎりに評価している作品が2つあって、それに他の作品を並べるのが失礼に思っているので、
スト2という半端な感じで終わりたいと思います。






第2位







SHIROBAKO

大正義。
アニメ制作という地味な内容をここまで熱くできたのは本当に凄い。
前回取り上げた際は前半パートだったが、
後半パートの原作あり&後輩ありという捻りでも文句ない完成度を誇っていた。
最後の最後でずかちゃんがご都合主義なく報われたのも上手いところで、
これ以上しっかりまとまった作品は次いつ出るのか正直分からない…






第1位






四月は君の嘘

尾田栄一郎が嫉妬したらしいですけど、正直そんなことはどうでもいい。
本当に、本当に完成度の高い作品。
前回記事でも推したけど、結局今年はこれを超える作品には巡り合えませんでした。
とりあえず見ろ。もうそれ以上は何もない―












ということで、3期まとめてにしては分量的にはアレですが、今回はこの辺で勘弁していただきたい。
まとまった時間の確保が難しくはなりましたが、アニメモチベ自体は引き続き走っているので、隙を見て更新していきたいと思います。



それでは!ノシ

2015年冬アニメ

・。・v


正直なところ2期→OVAという製作順から3期はあってもしばらく後になるのではないかと踏んでいたため、突然の3期製作発表はまさに寝耳に水といった感じ。
なんにせよ続編決定という嬉しい知らせに、また1つ生きる活力をいただけた気がします。
4月からはきんモザの続編、既にのんのんごちうさの2期も確定と、日常枠成分はまだ当分干からびずに済みそうですね^。^
なおゆゆ式桜Trick



さて、ゆるゆり3期の喜びを表現したくて書き始めたものの、正直今期はあまり書くことがないかも知れません。
どういうことかというのは、おそらく今期の視聴作品を見ていただくのが早いかと思うのでリストアップしてみます。

美少女戦士セーラームーンCrystal
暁のヨナ
SHIROBAKO
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
四月は君の嘘
寄生獣 セイの格率
アイドルマスター シンデレラガールズ
DOG DAYS″
艦隊これくしょん -艦これ-
幸腹グラフィティ
アルドノア・ゼロ
探偵歌劇 ミルキィホームズ TD
みりたり!
夜ノヤッターマン
キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎
・血液型くん!2
アニメで分かる心療内科

劇場版PSYCHO-PASSサイコパス
・劇場版蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC

「なんだ結構見てるじゃないですか気持ち悪い・。・」と思われたかも知れません、
ところが、もう少し内訳を類別してみるとこんな感じになります。

美少女戦士セーラームーンCrystal(3クール目)
暁のヨナ(2クール目)
SHIROBAKO(2クール目)
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(2クール目)
四月は君の嘘(2クール目)
寄生獣 セイの格率(2クール目)

アイドルマスター シンデレラガールズ
DOG DAYS″(3期)
艦隊これくしょん -艦これ-
幸腹グラフィティ
アルドノア・ゼロ(2期)
探偵歌劇 ミルキィホームズ TD(4期)

みりたり!(5分枠)
夜ノヤッターマン
キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎(5分枠)
・血液型くん!2(2期、5分枠)
アニメで分かる心療内科(5分枠)

劇場版PSYCHO-PASSサイコパス(続編)
・劇場版蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC(続編)

見ての通り新作がほとんどまともに見られていません。
30分枠の新作は4本視聴ということになっているが、シンデレラガールズアイマス本家の姉妹作と考えれば、
実質3本、しかも正直前回記事で推しまくった2クールものに比べると微妙と言わざるを得ない。
ということで、書き始めた現段階ではまともな分量の記事になるか若干不安なところである。

ちなみに旧作回収のほうは割と捗っていて、

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(1クール目)
四月は君の嘘(1クール目)
TIGER & BUNNY
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
咲-Saki- 全国編

といった感じ。
クロスアンジュと君嘘は始まった当初はスルーしてしまっていましたが、複数人から推されたため2クール目に追いつく選択肢を持たせて回収を始めました。
いずれも何故見なかったのか分からないほどすんなり引き込まれ、あっさり現行分に追いつく形となりました。
前期からの2クールものは総じて質が高く感じましたが、この2作品も例に漏れることないクオリティであり、
今期の作品2本切ってでもこれらを2クール分回収する価値があると断言できます。
2クール作るという決断、それに耐えうるリソースの確保ができるというのは、製作サイドとしてもそれだけ自信があるということなのでしょうね。

ちなみに今期の2クール枠であるモバマスはどうやら分割2クールの模様。
間が空いてしまうのは残念ではありますが、1期の時点で既に総集編が入ったり、かな子が異様に太ましい作画になったりと、製作陣にも疲労の色が隠せないのも事実^q^
このままグダグダになってしまうリスクを考えると、万全を期してもらえたほうがある意味幸せと思って耐えましょう。









うーんこの



ということで、とりあえずこの3作を振り返っていきましょう。
もはや今期アニメとは言えない手前、割とネタバレ大目になりそうなところだけご了承ください。






クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

物語の舞台はマナと呼ばれる魔法の力を得た世界。
人々はこの力を使い、争いや不自由のない理想の生活を手に入れていた。
しかし、どういうわけか一定の確率でマナの力を使えない女の子が産まれてきてしまう。
人々は彼女たちのことをノーマと名付け、人ならざるものとして迫害してきた。
この物語の主人公、ミスルギ皇国第一皇女アンジュリーゼも、ノーマを排除した平和な世界の実現を目指す一人であった。

ところが、兄のクーデターにより実はアンジュリーゼはノーマであること、両親はそれを隠して人間として育ててきたことが発覚する。
今まで国民の憧れの的であった立場が一転、忌むべき化け物として捉えられ、軍事基地アルゼナルへと収容されることに。
ノーマに許された唯一の生きる道、それはアルゼナルの兵士として人類の敵であるドラゴンを殺し人々を護ること―
自身がノーマだということを受け入れられず戸惑うアンジュリーゼの戦う意志の芽生え、そしてこの歪んだ世界への真実へと迫るファンタジー作品となっています。


差別や暴力や裏切りといった人間の醜い部分や、女性しかいないノーマ同士の慰めあいがふんだんに描かれているため、
汚いレズ呼ばれ愛されていたが、今期に入って新たな愛称が誕生した…









そう、汚いDOG DAYSですね。

一応説明しておくと、DOG DAYS″DOG DAYSシリーズの第3期。
動物の耳や尻尾が生えた種族が住む異世界フロニャルドに勇者として召喚された主人公たちが、
戦と呼ばれるイベントで活躍したり、魔物を退治したりするまったり系ファンタジー作品。

なんでこんなことになってしまったのか。
放送日が同じだったり、1話からどことなく既視感があったり(竜の巫女が出てきたり宮野と奈々様が遭難したり尻尾の生えた異世界人が出てきたり・・・)ということも理由として挙げられるのだが、
それよりなにより声優がかぶり過ぎというのが諸悪の根源でしょう。
互いのHPを比較したところ、少なくとも9人かぶっている模様。
単に羅列しても味気ないので、よくある正しい対応になるように線で結びましょう的なのを作ってみたのでド暇な方はどうぞ^q^











クロスアンジュのもう一つの見どころとして、次回予告があります。
伝説の声優やりたい放題予告、トランスフォーマーを彷彿とさせる身もふたもないテンションで繰り広げられる次回予告は、
「こっちが本編だったかな?」という気すらしてきますね^q^













四月は君の嘘

最終回、久しぶりにアニメで泣きました。
正直今誰かと語りたいモチベが一番高いのはこの最終回かもしれない。
ということで、大幅なネタバレを含んで最終回について振り返っていきたい。





まず前半の演奏パート、素晴らしかったですね。
演奏中の公生の前にヴァイオリンを持ったかをりの幻が現れる。
公生と共に視聴者も結末をここで悟らされるわけですが、病室側の描写でなく舞台の上で彼女の最期を描く構成が本当に美しい。
みるみる公生に感情移入させられ自然と目が潤みました。


そして、私が一番評価しているのが最後の手紙のシーン。
この独白で四月は君の嘘というタイトルの意味、そしてかをりの一途でいじらしい女の子としての一面が見えてくる。
ここで評価したいのが大きく2つ。

1つはこの独白によって、かをり視点として今までのすべての話が別の意味をもって一気になだれ込んでくるというところ。
実はモノクロの世界に色を与えてもらっていたのはかをりも一緒だったんだということがここで分かるわけですが、
それがわかった瞬間に、「このシーンの時かをりはどういう気持ちだったんだろう」という思いがどんどんどんどんフラッシュバックしてくる。
それを大きく後押ししているのが最終話のEDだと思います。
「最終話のEDは光るならを使うべきだったのではないか」という声をたまに聞きますが、
私は最終話のEDを光るならにするかオレンジにするかは非常に重要なファクターだと思っていて、結論としてはオレンジで正解だと思います。
これは私の考えですが、最終話のEDにおいて
光るならは有馬公生を主人公にする曲
オレンジは宮園かをりを主人公にする曲
だと捉えています。
つまり、最後の最期で実は宮園かをりが主人公だったということを印象付けて、最終回の厚みを引き出したというのが私の解釈です。
オレンジの切ないながらどこか優しい旋律に乗せて、まるで走馬灯のように彼女が頭を巡っていく。
光るならと共に清々しい気持ちで公生と椿のこれからに思いを馳せる最後も一興ではあるとは思いますが、
なんだかんだ最終話の余韻の大きさは、王道展開をあえて外してオレンジを締めくくりに選んだスタッフの英断あってこそだったのではないかと、今になって感じています。


もう1つの評価点は、視聴者がある種の救いを感じられる終わり方だったということ。
正直なところかをりが生存する結末だったら平凡な作品として終わってしまった気がしています。悲しきかなかをりは作品のために死なねばならないキャラクターであった。
しかしである、確かにかをりは死んでしまったが、バッドエンドだったのであろうか?

私はそうは思わない。
だって死期が近いのがわかったから憧れの公生に向かっていく勇気が出せたし、死ぬからひた隠しにしてた一途な気持ちをしたためることができたのだから―
「かをりはきっと幸せだった」と自分を納得させられる優しい終わり方だったと思います。













アイドルマスター シンデレラガールズ

今期新作で薦められる唯一の作品といっていいくらい、この作品にパワーが一極集中している。
無印の姉妹作ということで全く心配はしていなかったが、期待通りの面白さと可愛さである。
無印よりさらにキチガイみたいなクセのあるキャラばっかりなのに、いつの間にか好きになってしまうのが恐ろしい。

無印のときは弱小プロダクションが舞台で、仕事を取るために奮闘したり、徐々に仕事が増えるとともに心が離れていってしまったりといった要素を描いていたが、
今回は大手プロダクションの新プロジェクトという似て非なる舞台設定になっており、
単なる続編ではなく、無印とは全く異なる側面から描かれているのが興味深い。
周りには大成した先輩アイドルがいるとか、仕事はいっぱい来るがどういう基準で振られているのか分からないといった、765にはない要素が軸になることも。

さてさて、この作品、これだけ多くの魅力的なアイドルを有していながら、
プロデューサーが一番ヒロインしてるというよく分からない事態になっている。


武内P

特徴的な野太いイケボを出してる中の人が17歳の高校生という時点で完全に出オチしているのだが、
次第に彼のキャラクターが見えてくる度に人気を根強いものにしている。

当初は無印の赤羽根Pとは対照的に、優秀ながら無表情で、アイドルたちにも如何にも事務的な対応をする、まさに大手企業の社員として描かれていた。
しかし、実はかつては赤羽根Pのように体当たりでプロデューサー業に向かっていたものの、その熱意が担当アイドルと噛み合わず脱落者を出してしまった過去があり、
そのトラウマから裏方として率なく仕事をこなすことに意識が向かい、いつしかアイドルたちと真正面から向き合うことをやめてしまっていた。
そんな武内Pが中盤のある騒動を境に、もう彼女たちから逃げないことを決意します。
なんとか彼女たちに歩み寄っていこうとするひたむきさ、そしてその空回り具合が、キャラクターに人間味と愛着を与えていっているのが人気の理由ですかね。

提督に視聴者が感情移入できるように、画面に提督が映らないという対応をした結果よく分からない(これのせいだけではないが・・・)ことになった艦隊これくしょんや、
自らコンセプトを破壊して男を排除し、もはや何がしたいのか分からなかったガールフレンド(仮)と比較してしまうと、
処女厨に媚びてハーレムの中心を隠すことはもはや安牌でもなんでもなく、彼らに認められる男性像をきっちり練る必要性が色濃く見えてしまう。

春には無印前半の再放送、夏にはモバマス後半、秋には無印後半の再放送があるようなので、今年はまだまだアイドルマスターを堪能することができそうですね!・。・!










えー、もう特に話したいこと無いっす^q^
強いて書くならアルドノア・ゼロが1期に比べて結構面白かったとかそういうあたりなんですけど、
これ以上続き物のことばっかり書くのもそれはそれでって感じするので今回はこの辺で。、。






私事ですが、4月から社畜始めました^q^
それに伴って一人暮らしを始めたので、今までできなかったリアルタイム視聴が心置きなくできそうなので楽しみです。
反面あまりに遅い時間の作品は逆に翌日まで見れなくなるんですけどね(´・ω・`)
自由に使える時間はもちろん減ってしまうでしょうが、仕事のヘイトを癒すために、アニメ回収の時間はしっかり取っていけるように頑張っていきたいですね。
明日を耐えれば以前宣伝してたたまゆらの映画の上映日なのでとりあえずそのために頑張ります。
今回は舞台挨拶のチケットが取れたのでそっちも楽しみですね^〜

ということで短めですが今回はこんなところで。










はたして社畜に春アニメまとめは書けるのだろうか・・・

2014年秋アニメ

なんと年が明けてしまいました、キモオタの皆さんもさぞ生産性の無い2014年を食いつぶしたことでしょう。、。
今日もそんな皆さんと一緒に豊作と名高い2014年秋アニメを振り返っていきたいと思います、早速参りましょう。




今期私が完走したのは

ヤマノススメ セカンドシーズン(2クール目)
アカメが斬る!(2クール目)
美少女戦士セーラームーンCrystal(2クール目)
Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
甘城ブリリアントパーク
グリザイアの果実
デンキ街の本屋さん
暁のヨナ
selector spread WIXOSS
Hi☆sCoool! セハガール
SHIROBAKO
TERRAFORMARS
異能バトルは日常系のなかで
結城友奈は勇者である
PSYCHO-PASS サイコパス 2
寄生獣 セイの格率

それから映画方面で

ゆるゆり なちゅやちゅみ!
・楽園追放

ついでに旧作回収方面では

蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
DOG DAYS´
咲-Saki-

といった感じで結構な本数になりました。
前評判の高さに偽り無しといった形で安定したクオリティを見せ付けてくれたビッグタイトルの多さに加えて、ノーマークだった新作からも高水準の作品が散見されるといった素晴らしいシーズン。
「見ても見なくてもどっちでもいいかな」という印象が続いた、普段なら継続する枠も贅沢に切ってもなお怒涛の消化ペースで、そのせいでスルーしてしまった作品もちらほら。
特にクロスアンジュ汚いレズとか散々言われながらも一定の評価を得ている作品のようなので、いずれ機会があったら目を通したい。


いつものようにいくつか抽出して雑感と共に振り返って行きたいところですが、その前に今回はちょっと気になったネタをコラム形式でいくつか見ていきたいと思います。




コラム1.最近酷くないですか・・・?

何が酷いって
規制
である。
ちなみにここで言う規制というのは、従来からある下図のようなお色気シーンを隠すためのいわゆる「謎の光線」のことではなく、
グロテスクな描写を隠すために用いられる規制である。



きりさくでも食らったのかな?



昔に比べてグロテスクな描写に対する規制は強くなる一方のようである。
例えば私の好きな漫画のひとつに金田一少年の事件簿という長寿作品があるのだが、この作品における死体の表現を見てもそれが分かる。

いわゆる無印といわれるような旧作であれば手投げ弾で吹っ飛ばされたバラバラ死体や顔がぐちゃぐちゃに潰された死体、さらにはバラバラ死体をつなぎ合わせて天井から吊るしたような惨たらしい死体の描写も普通に描かれていた。
しかし最近ではバラバラ死体の場合は断面が見えないようなアングルにして登場人物の台詞で状態を説明といったなんとも味気ない表現になってしまっている。

もっとも、この漫画が掲載されているのは少年誌。時代の流れと捉えて諦めもつくかなといったところ。
しかし何故深夜アニメの規制まできつくなっているのだろうか。
今期特に酷い規制の入り方をしたアニメを2つほど振り返っていこう。

まずはアカメが斬る!から。
この作品は夏アニメ記事のときに紹介して、そこでは「おねショタが素晴らしい!」とそこばっかり推した気がいたします。
あ、ちなみに後半もレオーネとエスデスは最高だったんでいくつか貼っときます^q^



ついでに私服のエスデスが最高すぎますねこれ・。。・


際限なくペタペタしてしまいそうなので本題に戻りましょう。
このアカメが斬る!、帝国を殲滅し腐敗した帝都を奪還するための革命運動というストーリーになっているので、戦闘が大量にあり、
おまけに腐敗しているだけあって拷問や売春などエログロ要素何でもありな感じになってて規制の矛先が向きそうな気配を放っているわけですね。
その結果こうなってしまった・・・





ギャグかと

何だこれはと言わざるを得ない。あまりの斬新さに噴飯物である。
しかもよく分からないのがニコニコ動画の配信では規制が解除されるということ。
いやいやそっちのほうが全年齢見るだろと。
ホントに何がどうなってるのかよく分からない・・・


そして、双極を成すように酷い規制を披露してくれたのがTERRAFORMARSである。
このアニメは火星への移住計画のために送り込んだゴキブリが異様な進化を遂げ地球にウイルスを撒くようになってしまったため、ワクチンを作るためのサンプルを持ち帰るため火星へ乗り込みゴキブリと戦うというシナリオになっており、
ゴキブリが洒落にならないくらい強いので人間が割とぐちゃぐちゃにやられるシーンが多発する。
その結果こうなった。







あまりのネタ性の高さにこんなAAまで作られる始末である。

正直エロシーンの規制はOVAで解禁!って言えば買う層が一定数いるとは思うんですよ、
でもグロシーン規制してOVAで解禁!って言って誰が買うのかと、切られるリスクのほうが明らかに高い。
実際今期はサイコパス寄生獣は暗い程度でグロシーンに目立った規制の後は無く、明らかに自主的に規制を施しているのである。
臭いものに蓋をしたほうが安心できるのは分かるが、あまりに気にしすぎても見せ場の表現を潰して地味な作品が溢れかえる結果になってしまうことになりそうなので、しっかりと考えてもらいたいところですね・・・





コラム2.声優ってすごい

こちらはselector spread WIXOSSの主人公、小湊るう子。


一方こちらは同じく今期作品、甘城ブリリアントパークのメイン(?)ヒロインの千斗いすず。



中の人おんなじらしいですね^q^
「当たり前じゃん」と突っぱねる人ももちろん大勢いるのだとは思うのですが、自分の中では今まで感じてきた実は同じ中の人シリーズで一番インパクトがありました。
同じクールに共にメインキャラを張っていたにもかかわらず言われるまで全く気づかなかったですし、もっと言えば未だにホントに同じ人か若干疑っているレベルです。演じ分けという次元に無いくらい声色が違う気がしてしまうのです。

逆に、演じ分けの部分で中の人が同じで驚いた今期キャラも紹介しときます。

SHIROBAKOの殴りたいキャラナンバーワンこと高梨太郎。

馬鹿に全振りしたようなキャラですが、対照的に如何にも知性派というキャラも中の人が同じだったりします。








例えばキルラキルの犬牟田宝火、情報戦略部委員長の肩書き通り冷静沈着な頭脳派キャラですが太郎と同じ人です。
こちらは一回分かってしまえば確かに同じ声なのですが、演じ分けの完成度の高さに気づくまで時間がかかりました。


「(この声どっかで聞き覚えあるな・・・)」って思ったときは大体Wikipediaに飛んで出演作品一覧を眺めてみるのですが、ある種のアハ体験が起こることが多くて割と楽しめるのでオススメです。





コラム3.今まで毛嫌いしていたけど・・・

少し前まで、そのクール何を見るかを決めるときに真っ先に外してしまっていたアニメのジャンルがありました。
それが3DCGアニメというジャンルである。
3DCGアニメとは端的に言えば映像のほとんどをコンピュータグラフィックスによって構成している作品であり、特に人物については一般的なアニメとは異なり無機質な印象を受ける。
自分も当初それがどうにも気持ち悪く感じていたのだが、熱烈なプッシュを受けて視聴した3DCGアニメ、てさぐれ!部活ものを境に大きく評価が変わった。

まず、3DCGというのは意外とあっさり慣れます、無機質に感じていたはずなのに今では手書きの作品と大差ないくらい人間味を感じることもあったり。

参考:アルペジオのブヒれる戦艦、従順タカオこと重巡洋艦タカオ

それからこれはアルペジオを完走して確信したのですが、3DCG作品には作画で切るには惜しいほど完成度の高い作品が多いです。

てさぐれも特に2期のやりたい放題感はツボに嵌る人も少なくないでしょう、私は大好きです。 #スピンオフ決定してます

アルペジオもシナリオ自体の面白さもさることながら、艦隊同士の迫力の戦闘シーンはCGの為せる業なのかもしれません。 #1月に映画あるんで誰か見に行きましょう

特に、シドニアの騎士に関しては今年の作品の中では5本の指に入ると個人的には思っているほどの傑作です。 #続編4月からです
※今年良かった作品の総決算については後ほどしていきたいと思っています。

いずれも視聴までのハードルは高いものの、見た人からはそのクオリティを認められ、続編が作られていっているということが分かっていただけたかと思います。
絵柄は大事な判断材料ではありますが、反射的に毛嫌いすることなくいい作品を拾っていきたいと思います。

今期にも個人的に推したい3DCGアニメがあるのですがそれはまた後ほど・・・










さて、それでは本題に戻って今期作品の振り返りと行きましょう。
いつもどおり独断と偏見でしゃべりやすいやつを抜粋していくので、必ずしも紹介したやつほど評価が高いということでは無いということをご了承ください。

まず、自称クラスタとして言及せざるを得ないこちらから参りましょう—









ゆるゆり なちゅやちゅみ!

待ちに待ったゆるゆりの続編はまさかの映画でした・・・







公開初日に行くのは当然の選択肢なんだよな^〜

しかしながら、実は今回は諸手を挙げて期待できたわけではありませんでした。
理由は制作会社が動画工房からTYOアニメーションズに変わったというところでした。
制作会社が変われば当然キャラデザや演出の毛色が変わってしまうため、吉と出るか凶と出るか・・・といったところでした。
比較した結果としては、長所短所はあるものの、見て損は無いことは保証できると思います。可愛けりゃいいんですよ結局

序盤はやはり毛色の微妙な違いが気になる箇所が多かったかなというのが正直なところ。
特に、結衣のツッコミの間の取り方がいつもと違ったり、綾乃が常時発情期のような状態だったのは引っかかるところでした。
また、この辺は映画の構成上序盤をキャラ説明に割かないといけないから仕方ないのかも知れませんが、
やたらキャラの名言をねじ込んできたり、無理やり百合絡みをさせてるように感じることが多かったですね。
一方、ギャグの部分に関しては序盤から適切に原作からネタを拾ってMIXしてきており、場内をキモオタの笑いで満たしてくれました。
これはキッチリ読み込んでいないとできないことだと思うので、後はキャラの動かし方を掴んできた後半に期待といったところでした。

そして後半のキャンプパート。
部室で合宿をしたときには会長と西垣ちゃんも同伴でしたが、今回はまさかの別行動で宿泊という度肝を抜くレズフィールドの展開からスタートというとち狂いっぷり(歓喜
この頃にはキャラの動かし方もだいぶ噛み合ってきた(あるいはこちらが慣れた)おかげで、ある種の安心感を感じながらブヒれました。
特に櫻子の動かし方には目を見張るところがあり、オリジナル展開ながら「あー櫻子ならやりそう^q^」という行動をしっかり取ってくれていた気がします。
カップリングも上手いこと色々できるようにイベントが組んであって、私的イチオシのあかちともキッチリ拾ってくれたのでありがたい限りでした。若干わざとらしかったですが。

キャンプなのに何故か近場にある温泉のシーンでは、湯気がほとんど無くて「そういうのいらねーぞ・・・」ソウルジェムを濁らせて魔女化しそうでしたが、あかりが鮮明にコケるだけでほとんどカットというファインプレーに惜しみない拍手を送りたくなりました^。^

それから、もうひとつの懸念材料であった作画ですが、こちらに関しては全くといっていいほど違和感はありませんでした。
動画工房の作画自体原作のなもり絵を逸脱するものではありませんでしたが、今回の作画はちょうど中間と言っていいのかもしれません。ここに関しては心配要りません。

いずれにせよ「慣れ」という余計な部分に神経を使ってしまった可能性はあるので、もう一周したら評価が大きく変わる可能性もありそう。
ゆるゆりがアニメコンテンツとして続いていくとしたらどちらが担当していくのか分かりませんが、どちらにも任せても大丈夫だと確信できました。



まぁなんだかんだなもりが神なんだよな










次は今更かよって感じもしますけど、聖地巡礼した結果さらに好きになってしまったこの作品の紹介をさせてください。






ヤマノススメ セカンドシーズン

おそらく今期最も難民枠に近いであろう作品。
女の子だけのゆるふわアウトドアのコンセプトの通り、女の子たちの日常と、登山というハードな部分をハイブリッドで楽しめるといった美味しい作品です。
元々5分アニメだった時代から好きだったアニメで、15分×2クールという大出世を喜んではいましたが、ひょんなことから身内と敢行した飯能聖地巡礼を通して振り切れるほど愛着が沸いてしまった作品。
前回社mfにはそのときに買ったTシャツで向かいましたが割と好評でよかったです、可愛いしね^−^

聖地巡礼のまとめに関してはこちらの記事をチェック(熱い宣伝)
→ヤマノススメ聖地巡礼 飯能編

知ってる景色が作中に出てくるだけでここまでテンション上がるもんだとは正直予想してなかったです。
でも、巡礼したあとに放送されたここなちゃんが飯能を散歩する回とか、最終回のほのかちゃんを飯能に誘う回とか、ホントにどこだったかありありと思い起こせる景色で高まる。

2クール目の大きな流れとしては、富士山登頂に失敗してすっかり自信とやる気を失ってしまったあおいが「山が好き」という気持ちを取り戻し、あおいとひなたの思い出の山である谷川岳への登頂を目指すというものになっています。
本筋自体はいたって真面目な話であるが、肉付けとして登山費用を稼ぐためにあおいがバイトを始めたり、そのせいで夏休みの宿題にあっぷあっぷになるといった日常要素もふんだんに取り入れていくのが素晴らしい。というか半分くらいは登山してない
ある種アニメのお約束なのかもしれないが、如何にも知性派ポジションだったあおいとかえでさんが実は全く勉強ができず、反面お調子者のひなたは家庭教師をこなせるほどの秀才という設定が加わり、またひとつ掘り下げてはいけないほうにキャラが掘り下げられたのも見逃せない。


そのほかにもかえでさんの友達が登場したり、ここなちゃんの家庭事情が垣間見えたりと、様々な側面が顔をのぞかせてくれるようになってきました。


それから特筆すべきところは最終回を前にしてメインポジションの新キャラが登場したということだろう。



一枚絵には既に登場していたが、思い出の山で新キャラのほのかに出会う。

ほのかは物静かなカメラっ子という設定で、キャラ的にもカメラというツールと見ても今までなかった部分を補完していて組み込みやすそうに感じる。
住んでいるとここそ飯能と離れているが、最終話ではみんなに誘われて飯能まで遊びに来ているし、3期があるとしたら、今後も絡んでくることが期待できるだろう。











次に紹介するのは、今期最も推したいこちらのアニメ。





SHIROBAKO

今期一番面白かったのはSHIROBAKOです、異論は認めない。
確かに前評判どおりFate寄生獣も面白かったけど、SHIROBAKOの方が上を行ってます。
誇張無しに面白くない回が無い、アニメ製作という地味な世界にスポットライトを当てているのに毎度毎度熱い。


かつてアニメーション同好会で共にアニメを作り上げた5人の仲間たちが、再び5人でアニメを作ることを目指して飛び込んだアニメ業界。
主人公は制作進行へ、他の4人はそれぞれアニメーター、声優、3Dクリエイター、大学での脚本の勉強へと足を進めた。
そんな彼女たちのそれぞれの思いや困難を乗り越えていく姿を、主人公宮森の所属する弱小制作会社が一本のアニメを作り上げるまでを通して描いていくというのが前半の流れ。
弱小ゆえに多くのトラブルに見舞われたり、クリエーター同士のこだわりが衝突したり、順風満帆な製作工程とは程遠いですが、その困難をひとつひとつ乗り越えていく展開が手に汗握らせます。

自身も4月から社会人ということもあり、このタイミングで自身の未熟さや描ききれない仕事感に悩み壁にぶつかる主人公たちを見ていると心にくるところがあり、いい時期にこの作品に出会えたことを幸せに思います。
美化されている部分はあるとは思いますが、アニメ製作、ひいては裏方の仕事の大変さやプロとしてのこだわりがアリアリと伝わってくることで、人として少し優しくなれること請け合いです。



先ほど1クール目という表現をしましたが、今月から2クール目が始まります。

面白さは保障するので是非1クール目から見て欲しい作品です。




さて、いつもどおりあんまり話が膨らませられない作品についてはキャラ紹介でもしていきましょうかね^q^






宮森あおい

本作主人公、通称みゃーもり、おいちゃん etc.
再び5人でアニメを作るという約束のために制作進行という形でアニメの世界に入る。
他の道を選んだ仲間たちの泥水を飲むような下積みに比べると比較的安定はしているものの、逆にメンバー内で将来像が一番見えていないと不安に感じ思い悩むことが多い。

宮森の魅力は結構オタクにウケそうな部分に集約されてる気がするので人気出そう・。・
具体的に列挙すると
・アニメに理解がある
・制作進行という立場上気配りができる
・無茶振りにも乗ってくれる
・ダメ男の太郎にも優しい

・切羽詰るとゴミを見るような目で見てくる



















・うむ・。・








・・・まぁクールビューティ決め込んでたのに思わずガッツポーズしちゃって照れる興津さんが最強なんですけどね・。。・




・・・忘れるところでしたがもうひとつ、この作品を見る上でのお楽しみポイントがあったりします。
それは、大部分の登場人物にモデルがいるということ。
ギョーカイの有名人を結構な再現度で登場させてるみたいなので、詳しい人は思わぬところで笑ってしまうかもしれません。



















次は先ほど匂わせていた3DCGアニメを紹介します。
個人的には今期で一番好きなアニメなんですけど、一言で言うとおっさんホイホイなので、オススメできるかというと怪しいところがありますね^q^
ネタが分かって空気に馴染むとズブズブ嵌っていくと、そんな感じのアニメがこちらです。









Hi☆sCoool! セハガール

もしかしたらセガがゲームハードを作っていたという事さえピンと来ない世代もいるかもしれません。
しかし、自分の幼少期はセガのハードに育まれたと言っても過言ではありません。
特にお世話になったのはセガサターン

「周りの家はスーファミだけど、うちに来ればセガサターンができる!」といった感じの謎のアドバンテージが生まれるような玄人好みのハードでしたが、数多くの名作ゲームがこのハードにはありました。
何を隠そう、私のヌースというハンドルネームも、昔ハマったセガのゲームのキャラクターから取っていたりします!・。・!
興味ある方は見てください。


そんなセガのハードたちが擬人化した女の子、通称セガ・ハード・ガールズがゲームの世界に入って活躍するのがこのアニメ、Hi☆sCoool! セハガールなのです。
ちなみに私がお世話になったセガサターンはこんな感じに擬人化されました。

自信家なんだけどやたら不憫な扱いを受ける黒髪ツインテキャラになりました。
ちなみにちっこいのと大きいのがいますが、通常時がちっこいの、ゲームの世界に入ったときが大きいのという認識で基本的にはOKです。わざわざ変身バンクまであります()

残りのキャラの説明もしておくと、金髪眼鏡の知的なほうがメガドライブ、ピンクのツインテの方がドリームキャストとなっています。


まず大きな魅力として挙げられるのは、やはりセガファンを思わずニヤリとさせる小ネタの数々。
チャイムがゲームの起動音だったり、アイキャッチがディスク入れの蓋が開いてるときの警告音だったり、EDが社歌のアレンジだったり・・・

作中に登場するウサギのセンター先生の中の人を推理するのも、セガの関係者について多少なりとも知ってる人なら楽しいと思います。
中盤で大ヒントが出て、最終話ではクレジットであっさりネタバラしされます^q^



本編に関しても基本的に版権持ってる都合、往年の名作からスマホゲーまで、やりたい放題ごちゃ混ぜにしてきます。
夢の(というかカオスに近い)コラボレーションをセハガールと共に堪能できるといった感じになってます。






次に挙げられる玄人向けな魅力として、作品全体のノリがあると思います。
CGの感じを見てピンときた方もいるかもしれないのですが、gdgd妖精sのスタッフが中心となって製作しています。

少しずれたシュールさのボケやツッコミ、ゲームの世界に入る前のレトロゲーを絡めたゆる〜い雑談など、gdgd妖精sの空気が好きだった人はそのままある程度は楽しめるのではないかと思います。


もうひとつノリとして顕著なのが、最初にあげた通りコアなターゲットであるおっさんを捕まえるための古いネタが要所要所織り込まれていたりするところ。
唐突に出現した熱湯コマーシャルの生着替えの再現度の高さには思わず吹いた。 #おっさん



アレだけやりたい放題やっといて、なんだかんだ最終回だけいい感じでちょっと感動したのがなんだか悔しい(´・ω・`)












次は、今期の隠れた名作として個人的に評価している作品をひとつ。





暁のヨナ

最初にことわっておきますが、タイトルから予想がつくとおり人物名や身なりが完全に朝鮮系なので、過度に苦手な方の視聴はオススメいたしません。
ウリナラファンタジーとかいう酷すぎる呼称には思わず笑いましたが、一言に集約するとまぁそうなってしまうかなと()

この作品は少女マンガが原作なのですが、同じく少女マンガ原作であった春アニメ、それでも世界は美しいが素晴らしい出来だったため、期待を込めて視聴することにしてみました。

結果としてこの選択は大正解だったと思います。
というかこの2作を見て感じたのですが、ファンタジーに関しては変にこじらせたラノベ原作より、王道ど真ん中の少女マンガ原作の方が展開が熱いです。
「やっぱりそう来るか」って分かっていてもなんだかんだ心高ぶり手に汗握り、時には感動させてくれる・・・
奇抜な設定ももちろん嵌れば中毒性は高いのですが、毎週期待を裏切らず安心して見られるという意味では王道の右に出るものは無いなと実感しました。


あらすじの説明に入りましょう。
この作品の鍵と登場人物はこの3人、左からハク、ヨナ、スウォン。


ヨナは高華王国の皇女にあたり、従兄のスウォン、護衛のハクとは幼馴染の関係にありました。
優しい父の愛情をたっぷりと受けて育ったヨナ姫は、いつしかスウォンに淡い恋心を抱くようになっていた。


一方二人の幸せを願って恋仲を取り持とうとしていたハクでしたが、実はヨナ姫に思いを寄せているというコテコテの王道パターンで、なんだか面白くなさそうな顔をすることも。


ヨナ姫を巡るどたばた三角関係コメディでも始まるのかなーと思いきや、ヨナ16歳の誕生日の夜、事件は起きてしまいます。



その夜ヨナはスウォンとの結婚を反対する、父親でもある高華王国国王イルの元に二人の結婚を許してもらえるよう説得するため向かっていた。
しかしながら、開けっ放しの父の部屋の扉、普段は至る所に配置されているはずの衛兵たちに全く出会わなかったこと。
不自然な状況に不安を感じながら扉を開けたヨナの目に飛び込んできたのは—








鮮血に染まる父、そして刃を突き立てたスウォンの姿。


イル陛下の優しい性格ゆえの甘さから弱体化していく高華王国を憂いたスウォンは王位簒奪のため水面下で暗躍、イル陛下を暗殺しすべての罪をハクに着せる腹積もりでクーデターを起こしたのである。

城の中は既に四面楚歌であったが、ハクと共になんとか逃げ延びることに成功する。
しかしながら温室育ちのお姫様にとって逃亡生活はあまりに過酷で、最愛の人の裏切りという辛すぎる現実を受け入れられず日に日に抜け殻のようになっていった。


生きねばならない、しかしスウォンのことは忘れられない。
茫然自失となってしまった弱弱しいお姫様が、逃亡生活の中で多くの人と出会い強く成長していく様子を描いていくのが、この暁のヨナの大まかなあらすじとなっています。



ヨナ姫自身の成長と並行して、旅を続ける中でわずかながらの仲間を得ていくことになるのですが、
仲間に引き入れるまでにそれぞれのドラマがあり、まるで昔のポケモンアニメを見ているような懐かしさを覚えることもありました。
朝鮮っぽさや逆ハーレムがちょっとって方も少なくないとは思いますが、心動かされる王道展開の連続に引き込まれること請け合いなので是非見てほしい作品です。

ちなみにSHIROBAKOと同じくこちらも2クール物なので、冬も引き続き楽しんでいきたいと思います!・。・!












さて、今期はさすがの豊作だけあって話したいことは他にもたくさんあるのですが、とりあえずこんなところにしておいて、気になっている今後の作品をいくつか見ていきたいと思います。

何より今気になってるのが1月の映画。






劇場版PSYCHO-PASSサイコパス 1/9公開




劇場版蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC 1/31公開


今期放送のサイコパス2期は、設定こそ引き継いだものの脚本が変わり、どうにもしっくりこないという感想を持った人も少なくないのでしょうか。
かくいう私も、普通の作品としてみれば普通に楽しめたものの、1期を鑑みるとどうもシナリオの組み立てやメッセージ性の部分で不満が残るところがありました。
しかし、映画のほうは1期と同じく虚淵脚本、まさにこれこそサイコパスというのを迫力のスクリーンで見せ付けてくれると今から期待に胸膨らましております!・。・!

そして映画アルペジオ
ゆるゆりの映画を見に行ったときに宣伝を見て、その迫力に完全に飲まれ、アニメの回収をするに至りました。
大迫力の艦隊戦はやはり映画館でこそ映えると確信しています。
こちらは情報によると2部作のうちの前編にあたり、序盤は再編集の総集編、後半40分ほどが後編に向けた新作パートとなっているようです。
駆け足ながら総集編が入るということは、おそらく未視聴の方でも楽しめる構成になっているのだと考えられます・・・
誰か一緒に見に行きましょう(切実)



・・・春アニメに関しては正直よく分かりません^q^
というか2クール目とか続編とかある程度予備知識がないとアレなやつのウェイト高すぎませんか・。・
しかも結構古いのから2期目ってのが多くて前作見てなくて、割と目を通そうか悩んでるのも多いです。デュラララとかファフナーとか。
注目度で言うと艦これが圧倒的みたいですけど、正直コケる気しかしない()

まぁ軽くオススメできるとしたらこれでしょうかね。

DOG DAYS″

可愛い、ブヒれる、頭空っぽでおk(雑)


・・・正直春アニメのラインナップの方が楽しみすぎて若干浮き足立ってしまっています^。^;
・俺ガイル2期
シドニア2期
てーきゅう4期+スピンオフ
・Fate2クール目
・ロボガ2期
きんモザ2期

etc.


ヤバないですか?

もうとりあえず冬はSHIROBAKOとヨナと寄生獣の続きを楽しみながらあとチョイチョイ当たりがあればいいかなー程度の感じでいこうかと思ってます。
むしろオススメあったら教えてください(´・ω・`)












最後に、今年一年で個人的に推したい作品をランキング形式で選定して締めたいと思います。
もちろん独断と偏見+そもそも見てないやつが結構あるので、
「なんでこれが入ってねーんだ」とかいうクレームは受け付けられません・。。・



第5位













いなり、こんこん、恋いろは。

ドハマりして原作まで買ってしまった作品ですが、原作を買ってほしいという意味でもこの位置にしました。
原作の良さを削ぐことなく、アニメとしてキャラに命を吹き込んでくれたものの、10話という時間の壁に阻まれ昇華しきれなかった印象が残る。
いなりと丹波橋くんの恋は実るのか?うか様はあれでお別れなのか?墨染さんの思いは報われるのか・・・?
見ていた方なら気になる部分多いと思います。原作読みましょう、なんなら貸します!・。・!

人間と仲良くなりすぎてしまった神様と、神様に近づきすぎてしまった女の子が彩る恋愛物語。
多くの困難をぼかさず丁寧に描く完成度の高いラブコメディに仕上がっています、是非見てみてください!うか様かわいい





第4位













普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。

「(今年良かったアニメって何があったっけなぁ・・・)」と思ったときに真っ先に頭に浮かんだ作品。
如何にも萌え豚を一本釣りしたそうな絵柄(大好きですが)、痛いまとめ記事みたいなタイトルと正直あまり期待していなかった分、反動でその質の高さを強く感じる。終盤のまとめ方の綺麗さには未だに良作の余韻を感じざるを得ない。

日常系、可愛い女の子、百合・・・その辺の基本をキッチリ押さえた上で、「ろこどるって何か?」という部分で色々な投げかけを我々にしてくる。
主人公たちの知名度が徐々に上がるほどにそこに立ち返れる構成にしてあるのがホントに巧妙で、サクセスストーリーにありがちなご都合主義感や置いてけぼり感をほとんど感じさせず、むしろ終盤ほど一体感を得られどんどん入り込んでいかされてしまう・・・
ペラッペラな萌え系4コマ漫画をここまで綺麗に肉付けした作品は正直なかなか無いと思うし、可愛くて楽しめる作品としてオススメしたい。





第3位













それでも世界は美しい

先ほども少し触れましたが、少女漫画への偏見を根っこのところから打ち砕いてくれた名作。
政略のために嫁に出された雨の国の公女と、それで遊ぶために呼びつけた晴れの大国の若き王。
のっけからガタガタなこの二人が、幾重にも降りかかる火の粉を払いのけながらお互いを大切な存在として認め合っていくその恋愛展開はまさに王道にして至高。
王道というのが少女マンガにおける最大の武器なのだと気づかされるとともに、奇をてらった話作りに慣れすぎて忘れかけていた王道展開の破壊力を思い知らされる・・・

自信を持ってオススメできる作品なので是非目を通していただきたい。





第2位













SHIROBAKO

今期の作品なのでもはや語ることもないが、とにかくバトル物でもないのに毎週毎週熱いというのが新鮮な魅力を持っているというのがこの作品のすべてといっても過言ではない。
アニメ製作とかいうどう考えても切羽詰ってるだけの地味なモチーフを、ここまで手に汗握る作品に仕立てたのは正直奇跡に近いと思っており、今期一番安心して見れたのは間違いなくこの作品である。

繰り返しになるが本当につまらない回が無い。
如何にも弱小アニメ制作会社にありそうなトラブルを、ご都合展開に頼らず一つ一つみんなで乗り越えていく。意外なところから解決の糸口が見つかってくる・・・
思わず歓声を上げたくなるような逆転劇に息を呑むばかりである。

加えて、私事だが4月から社会人というこの時期にこの作品に出会えたのはやはり大きい。
社会人がことあるごとに口にする助言や愚痴は、所詮イメージがつかないものなのだ。
もちろん美化されてる部分はあるだろうが、仕事のリアルに少しでも触れられたという意味でもこの作品の存在は小さくないと思っている。





第1位














シドニアの騎士

3DCGへの毛嫌いがどれほど小さなものか教えてくれた傑作。ホントに絵柄だけで切った人には全員今すぐ見てほしいレベル。
未確認生物との戦闘というありがちなシナリオではあるものの、そこに絡む人間の弱さの部分を浮き彫りにしてドラマ性を高めている。
虚栄心から取り返しのつかない重罪を犯し最終的にその幻影に苦しめられるもの、幻想と知りつつも思い人を忘れられないもの、慢心からあまりにやりきれない死を遂げるもの・・・
3DCGという無機質さからは及びもつかないほどのドラマと、迫力の戦闘シーンが迎えてくれるはずです。
引きの巧みさも相俟って一回踏み込めば止まらなくなると確信しているので、是非その一歩を踏み込んでほしい・・・





ということで、今回は『特に』というくらい長くなりましたが、この辺で終わりにしようと思います。
今期は振り返ると本当に恵まれたシーズンだったと思います、満腹になった今ですらスルーしてしまった作品を薦められる機会があるほどです。

早いもので4月から社会人。おそらく次にこの手の記事を書く頃にはもうその世界に飛び込んでいることでしょう。
垂れ流せる時間は大幅に減るものの、仕事が人生の最優先事項にならないよう、上手く時間をコントロールしていきたいものです・・・




それでは!!!

【訂正版】コピーと乱数調整

先ほど、公式見解が曖昧なコピー個体という要素が今後乱数調整のような存在になる可能性はあるのか、
また、明確に禁止する場合の違反者の判定の困難さなどの記事を上げていましたが、
議論の仮定を根底から覆す情報をTLでいただいたので、大幅な訂正と共に情報収集不足をここに謝罪いたします。

で、いただいた情報がこちら

結論:コピー個体は公式見解でNGということなので議論の余地はありませんでした


ということで皆さん頑張ってマスボを投げましょう。

なんかすごい時間を無駄にしてしまいましたけど、確固たるソースを確保できたのでまぁ・・・



終わり。

ヤマノススメ聖地巡礼 飯能編

皆さんは飯能市という町をご存知でしょうか。
池袋から西武池袋線に揺られること1時間、秩父市に隣接する埼玉県南西ののどかな町です。

先日、この飯能市に行ってまいりました。
自然に囲まれたこの町の秋の空気は美味しかったですね。


撮影:ヌース氏





こんな辺鄙なとこまでわざわざ何しに行ったのかということなんですが、
実はこの飯能という町、ある物語の舞台になった町なんですね。
秋風に包まれながら縁の地を散策しに行こうと、そういった粋な企画なわけです。

で、その作品というのがこちら―










そう、ヤマノススメですね。
女の子だけのゆるふわアウトドアをコンセプトに、現在第2期絶賛放送中の作品です。
1期は5分枠1クールだったのに対し、2期は15分枠でしかも2クールと大出世を遂げたことからも質の高さが窺い知れます。
特に今期は思考停止枠もとい癒し枠にろくなのがないので、見てない方にはぜひぜひオススメした作品です・。・

茶番で引っ張りましたが要するにヤマノススメ聖地巡礼してきたから見てくれってそれだけです^q^




今回は飯能駅からスタートです。

ひとつ見落としてはいけないのが、改札前に併設されたショッピングモール。
お店が先か作品が先かは定かではありませんが、4階に登山用品店があります。
その名もずばり『ひだまり山荘』
別の日常系作品が頭に浮かんだ気がしますが多分気のせいです。

「登山用品なんて興味ねーよカス」
というそこのあなた。ご安心ください、私も全く興味ありません。
私のオススメしたいこのお店の見所は、一角にあるこちらのコーナーです。






うんうん、いいですねえ^〜
グッズのほかにも巡礼ノートというのがこの町にはここを含めて何箇所か置いてあり、
同族たちの気持ち悪いコメント巡礼仲間の意気込みや感想を共有できるようになっております。

散策の前に荷物が増えるのもアレなので、とりあえず最後にまわす事にして駅を出ます。


上の写真にもチラッと写りこんでますけど、飯能市が作成した舞台探訪マップというのがあります。
一から自分たちで調べてルートを考えるというのもそれはそれで楽しいとは思うのですが、
お役所特有のやっつけ仕事には全くなっておらず、良くできていると感じたので今回はこちらのルートに沿って散策することにしました。
(ちなみに3〜4時間程度と書かれていたのに6時間半もキモオタ活動してました。)

ネットで公開されてるので印刷すれば十分なのですが、やっぱりこういうのは気分なので市役所に貰いに行く。

やったぜ。



オススメコースのスタート地点である飯能駅に戻る前に、パンフに載ってたお蕎麦屋さんでお昼を済ませることに。
完全にいいお客さんですが、現地にお金を落とすのは観光客の義務なんで多少はね・・・

お蕎麦とアナゴ天、そしてお蕎麦とセットになっているのは飯能すいーとんというご当地B級グルメ
飯能すいーとんって何という話になるわけですが、その源流には団子汁という飯能の伝統食があるのだという。
詳しくはこちら
地元の野菜たっぷりのスープにすいとんの生地で包まれた大きな団子が浮かんでいて、スプーンで割ってこれを食べ進める。
お店によってスープの味や団子の中身は異なるらしいので、入ってからのお楽しみってことになるんでしょうか。美味しかったです。





・・・ん?


そうなんですね。
この天覧山という名前、高校生になったあおいとひなたが最初に登った山(山というより丘ですが)の名前とおんなじですね。
その名を冠した地酒ということで、途中に紹介するお店ではヤマノススメ仕様のラベリングを施されたものも売ってます。
今回の散策では、この天覧山に登ることが大きな目的の1つということになります。



昼から飲む酒って
どうしてこんなに
旨いんだろうなあ
   ぬすを ■



ということでここから本格的に巡礼スタート。
チェックポイントの写真は一応全部撮ってはきたのですが、正直自分でもイマイチピンと来ないというのもあったりしたので、
登場頻度やインパクト的に「あ〜ここか」と思ってもらえそうなところを抜粋してまとめていきたいと思います!・。・!



駅から歩いていくと最初に見えてくるのが飯能銀座という商店街。
寂れている平日の真昼間ということで人通りはまばらでしたが、却って撮影とかやりやすくて助かりましたね。

ここまで来ると町の感じも段々それっぽくなってきましたね^ω^

そして、見ていただきたいのがこちらのお店。


天候に恵まれすぎて名前がよく見えませんが、夢彩菓すずきというお店です^。^;
お店の中からあおいちゃんがこちらを見ていますね。
さて、アニメを見ている方ならピンと来ていただけるだろうか・・・?



そう、実はここあおいのバイト先なんです!
さすがに高校生の身分で富士山やら霧ヶ峰やらポンポン行ってたらさすがにお金無くなるわな・・・
ちなみに店員は両方おばちゃんだったぜ!平日の昼間は学校あるしな!(錯乱)

お店の中も快く撮影許可出たので撮ってきた、マメにいろいろ飾ってあっていい雰囲気でしたね。
お菓子もなかなか美味しくてgood、天覧山で食べたい。










レジ横にこういうの置くのズルいと思いますよ?(買いながら)





商店街を抜けたあたりでヤマノススメラッピングバスを見かけました、すぐに行ってしまったので写真は取れませんでしたが(´・ω・`)
欲を言えば乗ってみたかったところでしたが、飯能市内で3台しか走っていないようなので見れただけでもラッキーだったようです。
概観だけでなく中のラッピングも結構凝っているようなので、乗車を狙ってみてもいいかもしれません。
参照:ヤマノススメラッピングバス公式ページ





次に紹介するのは観音寺というお寺。
「寺参りする回なんて記憶にねーぞ」
という方多数でしょうが、写真を見せれば一発で分かると思います・・・















_人人人_
> 象 <
 ̄Y^Y ̄



そうなんですね、この象がいるのは公園でもなんでもなくお寺だったんですね。
見た目のインパクトもさることながら、登場回数的にも一番記憶に残る飯能市内の名所といって差し支えないでしょう。



神社ということで当然アレもあります。

さすがにラブライブ!の聖地こと、秋葉のキモオタ神社に比べたらつつましいものですけど、滲み出る作品愛にはほっこりさせられますね。
絵馬にこなた描いてるバカチンと巡礼ノートにデカデカとハナヤマタとか書き込んだ阿呆は死んだほうがいい。



ちなみにこないだ出てきたコレも敷地内にあります。

顔の穴結構小さいです。
顔を入れたバージョンは吐き気を催すおそれがあるので上げません。





・・・飯能には山だけじゃなく川もある(`・ω・´)
さらに進むと飯能川原という大きな河川敷があります。
さすがに時期を外してしまいましたが、暖かい季節にはキャンプやバーベキューをしつつ、子供でも安心な入間川の浅瀬で水遊びが出来るようです。

そしてこの飯能川原にもおなじみの名所があります、実はもうこの記事の中でも写りこんでますね、どこだか分かりますか・・・?












この真っ赤なアーチは見覚えあるんじゃないでしょうか?割岩橋というそうです。

飯能川原も割岩橋も作中で何度も登場していますが、何よりも1日お世話になったマップの表紙がここでした。
いやがうえにもこの一枚絵に愛着沸いちゃいますね^。^

せっかくなのでアングルを揃えるタイプのオタク


なんだかんだね、小川のせせらぎに耳を傾けるのとか数年ぶりだったんでね、死にたくなりました。
平たい石を必死で探して、水切り競争して遊んでたあの日の自分はもういないのだよ・・・










思えば最初の頃のあおいは今とは比べ物にならないくらい弱々しかったですね。
ジャングルジムから転落して以来高所恐怖症をこじらせ、「近所の丘なら・・・」といってついてきたこの天覧山にもこんな重装備でオロオロしながら来てました。

対照的に制服姿のひなたを見て
「遭難するわよ!?私まだ死にたくない!」
と絶叫する横をちびっ子がうれしそうに駆けていって我に返るとことか可愛かったですね^〜

しかしながら、この山登り(というかハイキング?)を通して山への恐怖が少しずつ登山の楽しさへの塗り替えられていく、
二人の始まりの、第一歩の山として、天覧山には標高とは比べ物にならないほど大きな魅力があるんじゃないかと思います。


・・・で、さっきから何でこんなにしつこく丘丘と連呼してるのかといいますと、実はこの山、標高にすると200メートルも無いんです()
特殊な装備や経験など一切不要などころか、入り口から山頂まで30分も掛かんないっす^q^
まぁ当時のあおいちゃんは東京タワーの展望台より高いとビビッてましたが・・・
ということで高所恐怖症のJKでも小さな子供でも、もちろん運動不足のキモオタの皆さんでもちゃんと登れます。
たった200メートル足らずの小さな山ですが、2人が眺めた景色、感慨深い絶景でした。






天覧山を下山してすぐのところにタイムズマートというコンビニがあるのですが、この店が結構ヤバい。
何がヤバいってヤマノススメの推し具合がヤバい。

ここでも好意的に店内を撮らせていただいた(撮ってほしかったんだろうけど)ので、推しっぷりを見ていただきたい。









売り場面積投げ捨て過ぎでは

ループ再生でアニメ垂れ流し、巡礼ノート完備・・・そしてこのグッズの山である。
コミックスや同人誌なんかも置いてあると店員さんが豪語してましたね、熱の入り具合が全然違う。
なお、一部ポスターやブロマイドに関しては販売しているようです。

それから、この区画ではないのですが、さっき言ってたヤマノススメ仕様の地酒が置いてあるのがこのお店です。
ついでにヤマノススメ仕様のお土産用のお菓子もいくつかありましたね。






嬉々としてお店を出ると、辺りはすっかり暗くなってました。
ここ最近の日の短さは軽く引くレベルになってきましたね・・・

このあとも何箇所か回って撮影はしたのですが、どうも暗いところで撮っても納得いく感じにならないですね、
暗がりの中あおいとひなたの通う高校を撮影してたときとか完全にただの不審者でしたからね・。・;



そのまま初めに寄った登山用品店に舞い戻ってお土産を吟味して聖地巡礼ツアーは終了。
ガッツリと聖地を巡るというのは初めてでしたが、思ってた以上に楽しめました。

今回は主人公たちの生活拠点を主に回る形となりましたが、ヤマノススメの舞台というと他には高尾山や三つ峠などの日本の名山や森林公園といったアグレッシブな方も。
機会があったら行く・・・かも。う〜ん、どうでしょうかね()



最後は戦利品の紹介で締めたいと思います。

今までオフに来ていく服が無くて全裸で参加していたのですが、ついにオフに来ていけそうな服をこの町で入手することが出来ました><

どれにしようか結構悩んだんですけど、なんだかんだこのひなたの笑顔が気に入ってしまった()
黒地に白のシルエットのスタイリッシュな方は、1日お世話になった例の一枚絵ですね。

手提げ袋も飯能来た証って感じがして高まりました。全力で鞄に隠しました。





P.S.
ついに明日はルビサファリメイク発売日ですね・。・
ハルカのジュプトルに心を砕かれ、センリのケッキングのバ火力に目を疑ってからもう1回りもしてしまったのかと思うと、時の流れは怖いもんですね。
自分は12年前と同じく、サファイアのほうからスタートしたいと思いますよ。
12/27のキツネの社mf(露骨な宣伝)でもスタッフやりますんで、ORASに突入しても引き続きよろしくお願いします^。^


それでは!

ちょっち 待っち! 就活生

はいこんにちわ・。・
今日はちょっと趣向を変えて、就活振り返り記事でも書こうかなと思います。ふぃーゆさんがやってたののパクリです


本題に入る前にあめおふ!行ってきたので軽く触れておきます。

主催からモチベ沸かなかったら見学に移って構わないと言われていたこともあり、なんだかんだ今回も見学スタッフでいいかな〜と思ってたんですが、
まさかの見学枠が埋まるという事故により対戦参加を余儀なくされる事態に。
当然(?)構築とか持ってなかったんでどうしたもんかと思っていました。

悩んだ挙句
( ˘⊖˘) 。o(旅パにピカチュウリザードンXとルカリオゲッコウガいたし、スマブラスタンとか言っとけば許されるんじゃね・・・?)
とかいう愚案が浮かんできたのですが、
ちょうど主催のくらぴょんが試したい構築があるから作って貸してくれるということになり何とかなりました^。^
運営準備の傍らで個体や持ち物まですべて揃えた状態でレンタルパスを用意してくれた彼は主催者の鑑です。 #媚び

メンツとしては
化身ボルトロスキノガッサバシャーモギルガルド、ポリゴン2、スイクン
といった感じ。
前日に渡されたときには化身ボルトロスが物理で、スイクンの枠がメガギャラだったのですが、
こばるとさんとどなさんと試運転して、「さすがにない()」という結論に至り、当日自己紹介の裏で今の形になりました。

回した感じ噛み合うといい動きはできるのですが、反面構築的な欠陥がいろいろと浮き彫りになる結果となり、まだまだ煮詰める余地があるのかなと感じました。
戦績自体も3−6という体たらくで、環境に取り残されてる現状がそのまま表れた形ですね。


サブイベントの5世代対戦会では、スタッフ席に常駐していたためあまりアグレッシブに対戦相手を探しにはいけませんでしたが、
あめおふ!らしく久しぶりに雨パをぶん回して、やっぱり5世代楽しいなぁとしみじみ感じました。
関西ではもち君が5世代対戦会やるみたいですし、関東でも対戦できる機会は増えるといいなと思います。
ちなみにこちらは2−1、まんまと壁ライコウをゴチルで嵌め殺したと思ったらボルチェンで逃げられて見事に腐りました^q^




さて、本題に戻りましょうか。
まぁ就活トークといっても、アドバイスできるほどこのクソゲーを把握できてないので、どちらかというと注意点とかムカついた話とかそういうのになりそうです。





1.信じてはいけない売り手市場時代の老害の妄言

かつての売り手市場の就職活動は凄かったらしい。
めぼしい就活生が他の企業を受けられないように食事会を開いたり、遊園地に一日招待したりしていたらしい・・・
さすがに未だにそんな就活戦線だとは誰も思ってないだろうが、
そんな世代が残した一つの危うい妄言がある、それは・・・



最終面接はただの確認作業

というアドバイス。たぶん誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。

結論から言うと今の就活においては完全な嘘っぱちである、確認作業どころかただのラスボスなので気を引き締めていかないと完全に食われます。

参考までに自分の最終面接の勝率を上げておくと

2/6

である。
これをどう捉えるかは個々に任せるが、少なくとも最終に残った時点でほぼほぼ内定してるなんて老害の発言が如何に信用ならないかはよく分かっていただけるはずである。

現代の就活においては企業側も余分な採用をする余裕が全くなく、最終面接はまさに最も適した人材を拾い上げる場となっている。
ただでさえ役員が目の前に並び、今までの1:1が多い面接に比べ圧力がかかる中でうまくやりおおせたとしても、他に優先度の高い人がいればドボンである。
特に最終面接で落とされると、今まで無駄にした時間や交通費が脳裏に浮かんで2週間分(個人的な感覚)ほどのやる気を持っていかれるので、最終面接には是非とも万全の心持ちで望んでいただきたい。


一番印象に残った最終面接
最終面接で金沢まで行かされたことがあります^q^
東京支社での勤務を希望していたので、全部こっちで選考を受けられるもんだと思ってたんですが、
社長が直接面接+食事会をやりたいということで、1泊2日で就活という謎の体験をすることに(交通費・宿泊費はさすがに出ましたが)。


落ちました()

今思うとこの目で見たあの僻地に転勤になる可能性を潰せた意味ではよかった気がしますが、ここまで接待気味の面接でも落ちるときは落ちるというのは、最終面接の怖さを表すいい指標になるのではないでしょうか・・・





2.リクナビは便利なサイトではありますが・・・

就活サイトもいろいろありますが、一番使いやすくて掲載企業のパワーも強いのはおそらくリクナビと言い切って間違いないでしょう。(無論大企業絶対主義者でなければ複数のサイトを併用すべきではありますが・・・)
しかしながら、リクルート社の発言自体の信頼度は正直そうでもないのが現状です。

具体的に言うと
SPIOpenES

結論から言うとこれらに一任した就職活動とか無理です、普及率が高が知れてます。

まずWEBテストに関してですが、企業の規模によらず採用しているWEBテストの種類はバラバラです。
SPIの対策だけひたすらやっておけばどの企業でも高得点を取れるというには怪しい部分があります。
しかしながら、どのテストにしても結局見たいのは中学相当の知識や頭の柔らかさ、数値データへの怯まなさや読解力といった基本的な部分で、加えて満点を要求されるものではないので、基本的に頭の体操を日頃からしておくというのが大事だと思います。
加えて企業側はWEBテスト代理の人が受けている可能性を見越しており、そこだけで切り捨てることはしたくないというのもあります。
逆に選考の途中で本人確認として類似のテストを筆記でさせられることもあります。

それから、企業によってはオリジナルの筆記テストをWEBテストの代わりに課すところも少なくありません。
一番ムカついたのが一般常識の名目で受けにいったら自社の歴史や施設に関する問題が大量に出題された某企業ですね、自惚れんなクソが。


OpenESに関しても、あまりこれで済ましてくれると公言してる企業は多くありません。
もしかしたらOpenESでもいいのかもしれませんが、基本的に指定がなかったら履歴書は手書きにせざるを得ないのは日本の悪しきところですね。
とはいっても、使える企業に当たったら設けものだし、思考の整理はどこかで必要になってくるので、作っておいて損は無いと思います。


いずれにせよ、各企業バラバラなので、「この方式でやってる企業」とかいう形で絞るのは過度に選択肢を狭めるのでやめたほうがいいと思います・・・





3.なんだかんだ面接は運ゲー

もちろん企業だって無作為に採ってる訳ではないので、自己研鑽や企業研究を重ねて自身を欲しそうな業種を見定めたり、相手の欲しそうな子を演じる訓練をすれば避けられる運ゲーは増やせるのですが、それを持ってしても結局ご縁の一言で済まされる面接官との不一致は避けられません。
つまり、面接はWEBテストやグループワークに比べて落ちてもへこまない姿勢が重要だと思います。

分かりやすい仕方なかった例を挙げると、人事と現場の思想が全く違う企業が挙げられます。
基本的に学生が面接に向かうまでに評価基準にできるのは主に人事が表現した企業にすぎません。もちろん大半はそれでいいのだと思います。
しかし、1,2次面接で現場社員が面接官を勤めるシチュエーションはよく見受けられ、たまに悲劇が起こります。
人事の説明を企業のHPと合わせて掘り下げて面接に望んでも、現場の社員は

「・・・?それ誰が言ってたの・・・?」
「人事がどういったのか知らないけど現場としては○○ができる子が欲しいんだよね」

とか平然と言ってくる場合があります。
面接って基本的に最後のフェーズなので、時間返せ感がハンパないです。


ただ、就活生を怖がらせる圧迫面接や、心理学者気取りの意味不明な謎かけは一度も無かったので、そこは安心していいのかもしれません。
どういう人間なのか、行動原理はなんなのか、働く上でそれは役に立つのか・・・
この辺がよく試されてる感じがしますね。


個人的なジンクス
デブおばさんとの面接は基本的にクッソイライラした状態で帰ることになる。
上から目線な上に自分が理解できない内容に露骨に興味を示さないクソ面接官は大体デブおばさん(偏見)。
面接の途中で「(こいつと働きたくねー)」と思っても基本的に帰れないのが辛いところですね・・・





4.ポケ勢的に気になる(?)アレ

履歴書には必ずあるであろう趣味の欄。
面接官の話の導入という意味でも、ストレス耐性を図る意味でも、正直重要な項目です。
そんな欄に、

趣味:ゲーム

趣味:ポケモン
はアリなのか・・・?

特にポケ勢の皆さんなんて他にたいした趣味も無い(失礼)でしょうし、気になるところだと思います。


結論から言うとアリです。
これはキャリアセンターや複数人の面接官のフィードバックで何度か確認したのでそれなりに信憑性はあると思われます。

実際のところ面接官もプロなので、趣味の中身の程度は正直あまり気にしておらず、
その趣味を通して何を考え、何を得て、何を課題に感じたのかという部分を重視しており、正直下手な趣味より饒舌に語れる自信があるなら思い切って書くのは全然アリだと思います。
現に自分が就職を決めた企業では大量の自己PR欄が埋めきれずポケモン絡みの話を書いたところ、面接官が興味本位で食いついてくれたところにこのゲームの戦略性の高さ、これを通して多くの人脈を得たこと、社mfのスタッフ経験から社会人のマネジメントを間近で見ることができたことなどをアピールし、無事に通過することができました。

もちろんメインの趣味でサークルに入っていたビリヤードのほうが聞かれる率は多かったですが、なまじ大人たちはポケモンを子供の遊びだと思っているため、聞かれたときの切り返しのインパクトは相当でかいと思われます。

ただし、ひとつ線引きとして気をつけないといけないこととして、
趣味:ギャンブル
は敬遠されやすいらしいです。
もっとも、統計学の研究の応用としてパチンコで実験をしたことを話して外資系コンサル大手に採用された事例もあるらしいので、何事も得たもの次第ということですね・・・





5.最後に・・・
自分は正直就活に関しては大きな遠回りをしてしまったと思います。
数学というニッチな学問を学んできた自分をアピールできる企業などあるのだろうか?という思いが最初のうちは強かったからです。
しかしながら、多くの企業の採用担当は、

学生の学んだことなんてクソの役にも立たない

と考えているのが大多数だというのが結局のところだというのが分かりました。
その前提で考えれば過度に自分の選択肢を窄める必要はありません。
もちろん中には専門性を有する仕事もあるでしょうが、大半は今後使える人材に育てられるかというところを見ています。
就職活動で問われるのは得たものという結論より、何を得ようとして何をしてきたかという過程の部分です。
自己分析が重要とされるのは理由付けのできない行動が面接官に響かないからというのが大きいのだと思います。

正直就職活動は大変です。
多くの時間や労力や郵送費や交通費を食われることになるでしょう。
しかしながら、数をこなして得る部分は私をはじめとした凡人には非常に大きいです。
私みたいに最終落ちるたびにグダグダすることなく、めげずに頑張ってください。


それでは!・。・ノシ

2014年夏アニメ


抜群の中毒性を誇るキチガイアニメが揃って続編製作決定という嬉しいニュース。
特にてさぐれの方はあけこが乗り気じゃなさそうだったので続編があると思ってなかった分、喜びもひとしおですね。(やはり営業トークだったのかあれは)


そして、そして・・・!














(´⊙౪⊙)۶ッッッッィィィィイイイイヨッシャアアアアァァァァ!!!!

自分が見た中では去年1番好きだった作品である『たまゆら〜もあぐれっしぶ〜』の続編にして完結編、しかもまさかの映画、4部作・・・
2期ではかなえ先輩との出会いから別れまでを軸に、OVAや1期では語られなかった亡き父の思い出の場所や旧友との出会いを織り交ぜつつ多くの感動を与えてくれましたが、
ここまでくるとやはり最も心に来るであろう、主人公たちの卒業まで見たいという思いは非常に強かったのでただただ嬉しい。

4人の門出まで描きあげたいという製作陣の思いも強かった作品だったので、完結の確約ができたのは素直におめでとうの一言ですね。





映画といえばもうひとつ。


Kの映画見てきました・。・v
スタイリッシュ百合ホモギャグ抜刀アニメという素晴らしいタグで一言に集約されたこの作品、
腐人気が非常に高いので、彼女たちのお膝元である池袋で見るのは非常に怖かったのですが、
「なんだかんだ公開から1月も経っちゃったしガラガラやろ^。^」とか調子こいてました。


まわりがっちり9割女性でした^q^

早めに来て最後尾の座席を取っていなければ死んでいたところでした・・・
いやーでも映画館の迫力、特につばぜり合いのシーンの音響などはやはり独特のもので魅了されてしまいますね。
アンナの覚醒シーンとかゾクゾクして思わず鳥肌立ってしまいました。
そしてangelaのEDがまたかっこいい、やはりこの作品の空気はangelaの曲までセットで構築されているものだと実感しました。

テレビでやってたのが2012年の秋なので実に2年ぶりのKだったわけですが、映画を見ながら
「あーそういやこんな設定あったなぁ・・・」
と懐かしさに浸ったり思わずニヤニヤしてしまう場面が多かった一方、それ以上に、
「こいつの声○○さんだったのか・・・」
と反応できる声優が異様に増えてて、ダークサイドにズブズブと染められてしまったなあと月日の残酷さを感じる結果に('A`)









ということで早いものでまた3ヶ月、無駄な人生を過ごしてしまった現実を突きつけられる時期がやってまいりましたね^q^
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

自分は最近スマブラ3DSを買って、実に64以来となるスマブラライフを始めたのですが、
久川ボイスが好きという理由でメインキャラに選んだパルテナ様が全キャラ中最弱クラスらしいという絶望的な現実を突きつけられ、やるせなさで死んでしまいそうです。


採用理由は愛(疾笑)











前期の記事で今期は不作の匂いがぷんぷんするという話をしていましたが、半分正解くらいの評価が妥当なのかなといった気がいたします。
実際今期は大きな話題性を持った作品はほとんど生まれませんでしたし、自分としても○○曜日が待ち遠しくなるほどのめり込んだものも特にありませんでした。
しかしながら、いざ終わってみると視聴本数はむしろいつもより多かったくらいで、100点とはいわずとも有象無象の中に7,80点くらいの作品はそれなりにあったのかなといった気はします。
正直平行して回収していたシドニアの騎士Fate/Zeroのほうが圧倒的に面白かった

今期完走した作品は以下のとおりです
金田一少年の事件簿(2クール目)
ヤマノススメ セカンドシーズン
・月間少女野崎くん
アカメが斬る!
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
アルドノア・ゼロ
ばらかもん
美少女戦士セーラームーンCrystal
ひめゴト
ハナヤマタ
あいまいみー 〜妄想カタストロフ〜
PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版
目玉焼きの黄身 いつつぶす?

サイコパスは秋からの2期に向けた編集版再放送ですが、自分は初見だったので一応ここに載せておきます。
2話分を1回に流す1時間枠でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいさすがの一言。
運悪く佐世保事件の発生と、似た点のある内容の4話の放送時期がかぶってしまい放送自粛という形になってしまったのは残念でなりません。
面白いと同時に重要な回でもあるので、同じ境遇の方は旧作での回収をお勧めします。世論死ね。

例によって、独断と偏見でいくつか抜粋して振り返っていきたいと思います。













今期のダークホース、まさかのNHK枠。
4夜連続の1回2話構成でやってた作品で、間にケンコバ壇蜜のゴミみたいなコーナーが挟まるんですけどそっちは見なくていいです。

この作品のコンセプトは、人によって食べ方が異なる料理の食べ方から性格の衝突や新たな価値観の発見を描いていこうといったもので、
マニアックながらハマる人にはたまらない作品だと見ていて思いました。
参考までに序盤のあらすじでも紹介したいと思います。

1話前半のテーマはタイトルどおり目玉焼きの食べ方
彼女とのはじめての朝食、作ってくれたのは目玉焼き


…と、大量の調味料。

何をかけて食べるか知りたいという彼女のみふゆに聞かれるも、醤油以外をかける人がいるとは思っていなかった主人公の二郎は困惑してしまう。
しかし、みふゆも醤油派と聞いて一安心の二郎氏、満面の笑みで朝食を食べ始める。


二郎の食べ方は、目玉焼きの黄身を最初につぶし、そこに醤油をたらし、白身や付け合せに絡めながら食べるという方法。
しかし、目に飛び込んできたみふゆの食べ方はそれではなかった―







みふゆの食べ方は、白身をきれいに食べた後に黄身を一口で食べるというもので、お皿が汚れないという利点を持つ。
しかしながら自分の食べ方が絶対だと今まで信じて疑わなかった二郎は声を荒げて噛み付いてしまう。
そして・・・






この主人公は基本的にあほなので、何度もみふゆさんを怒らせてしまいます。
この二人の無駄な恋愛要素もこの作品のキーテーマの1つだったりします。


自分の食べ方に自信をもてなくなった二郎は、上司の近藤さんを誘って目玉焼き定食を食べに行くことに。
しかし、視界に飛び込んできたのはアレだった・・・







「近藤さん…あんたもそれか!」と上司にキレる二郎。正直統合失調症を疑ったほうがいい。
しかしながらここからが違う。
この近藤という人、毎回毎回こだわりある食べ方をしていて、
みかんと対話するとか海苔で城壁を作るとかわけの分からないことをしょっちゅう言ってるのですが、今回はこうなる。






残った黄身をご飯に乗せてかき混ぜてどんぶりにする。
白身のみで食べ進め、ご飯の残量にも気をつけながらのストイックな食事のストレスを最後にぐちゃぐちゃに黄身と米を混ぜてどんぶりにするところで断ち切るのだという・・・

こんな感じでいろんな食べ物について考えていく作品です。
他にも旅館の朝食の納豆の使い方、ナイフとフォークで食べてるときのライスの食べ方、ショートケーキのイチゴを食べるタイミング etc.
なかなか面白いところを攻めていくのでぜひご視聴ください・。・

ちなみに自分は目玉焼きは塩コショウで白身だけ食べます















個人的には今期で一番他人に薦められると思った作品。
毎回安定して楽しめるクオリティを維持しつつ、深夜3時付近の放送とは思えないほど健全に仕上がっています。

手本のような型にはまった字しか書けなかった都会育ちの書道家半田清舟が、自分を見つめなおすために送り込まれた長崎の五島列島で出会った少女なるや、島民とのやりとりを通し自身の書と向き合っていくという作品。
ぎんぎつねのんのんびよりをはじめとした、自然や人との心温まるヒューマンなやり取りを描いた枠は個人的には1クールに1つほしいくらいには思っていて、
今回は特に島の小学生役に子役を使っている分ある種のリアルが滲み出てきていて心に響きやすい。ジブリっぽいといえば分かり易いだろうか。

ちなみにタイトルのばらかもんというのは五島弁で元気者(ばらか:元気な、威勢のいい)という意味で、作中にも五島弁のキャラが多数登場する。
大体は単語自体は標準語にあわせていて最低限意味は取れるようになっているが、ばあさんの会話に関してはガッツリ方言でわけが分からないので字幕が入る。
実は私の祖父の家が宮崎県にあり、祖母が亡くなるまでは毎年夏休みに向こうに行っていたこともあり、同じ九州というだけあって五島弁にかなり近い宮崎弁を聞きなれていたというのが、この作品を見ていて大きなアドバンテージに感じた。
台詞を聞いてて軽い方言やニュアンスの部分が把握しやすかったり、年寄りどうしの会話がまさにあんな感じで傍から見たら何言ってるか分からないといった経験と照らし合わせて余計に笑えたりした。


あんまり書くことがなかったんでまた気に入ったキャラでも紹介して終わります。






山村美和

勝気で男勝りななるの姉貴分。
なるやタマとともに空き家の頃から半田の家に秘密基地として出入りしており、半田が来てからも入り浸っている。
田舎特有のフレンドリーさで、半田のことは先生と呼びつつもため口で絡む、というかめちゃくちゃ煽る。

このキャラの魅力って何なのか表現しづらいところではあるが、
やっぱりまず挙げられるのが方言娘いいよねって話。
自分の場合は特に生まれてからずーっと東京なので、方言自体聞く機会が殆どなくて新鮮というのもあって、
イモっぽくない顔立ちの子が方言使うとあっさりギャップを感じてしまうというのがまずある。
加えて九州の方言って、方言でイメージされるコテコテの田舎言葉って感じ(〜だべさみたいな)でもなく、どちらかというと人懐っこさが滲み出てきている感じがする。
博多弁とか好きな人結構多いんじゃないでしょうかね?
美和ちゃんの言葉使いと性格があいまって、いいバランスの親近感を演出してくれてるのではないでしょうか。

もうひとつ決め手になったのは、5話でお父さんが出てきたときのギャップが素晴らしかった点。
美和の親父が、買った船に船名を書いてほしいと書道家半田に頼みに来たのだが、名前はなんと唯我独尊丸
この時点で既にダサいのだが、この後の小学生とのやり取り

「唯我独尊っちなん?」
『おぅ、おいちゃんが神って意味じゃろが。』







「はぁ〜恥ずかしか〜・・・」

正直そっくり親子なのだが、思わず恥ずかしくなって顔を伏せる美和ちゃんが可愛い。




おまけ




 素 材















女性議論でテンションあがってきたので次はこの作品。
タイトルと裏腹にアカメの刀がチート性能過ぎてぜんぜん斬らせてもらえず、どんどん影が薄くなっていく悲しいアニメ。
というかそもそも、このタイトルなのにアカメは主人公ですらないという・・・
ゼルダの伝説みたいなもんですね(?)

一応設定としては、村を救うため帝都に出稼ぎに来た主人公のタツミが、腐りきった帝都の実態を目の当たりにして革命軍と共に討伐を誓うというものなんですが、正直そんなものはどうでもよくて
この作品の推したいところは主人公の年上キラー性能ただ一点です。

オネショタがね、いいんです。いろいろな姉キャラがタツミをなんだかんだ気に入っていく。
キラー性能が高すぎて、ガチムチお兄さんにまで好かれてしまう始末。

ただ、この作品割とグロい描写が特徴的で地上波は規制まみれだったりするのですが、お姉さんも容赦なく死にます(´・ω・`)

今回はそんなお姉さんたちの中から特に気に入ったキャラを2人紹介したいと思います。







レオーネ

タツミが所属することになる殺し屋集団、ナイトレイドの一員。
当初は田舎丸出しで帝都にやってきたタツミを騙して飯をおごらせた上に全財産を持っていってしまう詐欺師ポジションだったのだが、
後に借りを返す形でタツミをナイトレイドに引き込んだ張本人。

言葉で長々説明するよりも、姐さんの魅力がグッと詰まった素晴らしいMADを見つけたので、とりあえず貼っておきます。




美人・恵体・甘い声(MADでは分かんないけど)と、ビジュアル面の数値の高さは言わずもがな、
サバサバした性格から繰り出される無意味なちょっかいやお色気たっぷりのスキンシップで少年を惑わせるその姿はまさに理想のおねショタ姉さん像。



加えて、お酒が大好きってところもポイント高い。
酔って気分がよくなった姐さんはなかなか愛くるしいです・。・



レオーネはリアル方面で例えると、

・無意味に弟くんに抱きついてドギマギさせたり、
・風呂あがりは半裸でリビングをうろついたり、
・飲み会から気分よく帰ってきてデレデレな無駄絡みをしてくる。

そんなタイプのOL姉貴みたいな感じかも知れません。
何だこれは、最高じゃないか・・・



あまり恥じらいがないように見える分、「男みたいな性格なのかな」とも思えたあたりで、
突然女の子らしい可愛い一面が垣間見えたりするのも姐さんの魅力の1つだったりしますね。

アカメに体重のことをサラッと言われて静かに怒ったり、


タツミの魅力に気づき始め、いい男に育ったら自分のものにすると文字通り唾をつけたり・・・



オネショタにはロマンがある。
年上の無邪気なお姉さんに困らされたい人生だった・。。・











エスデス

「名は体をあらわすという言葉は彼女のためにあるのでは?」とツッコみたくなるドS帝国将軍、基本的に拷問のことしか頭にない。
しかしながら、唐突に「恋をしてみたい」という欲望が芽生えたらしく、恋人探しをしていく中で出会った年上キラーのタツミ君に心奪われてしまう。







誘拐しました^q^

タツミを連れ帰ってからのエスデス様が完全にメスの顔しててたまらんですね、というか裸ワイシャツはズルい。






深夜アニメってなぜか肌の光沢を赤い光で出すこと多くて、それが腫れ物か虫刺され見たいな感じに見えてしまってあまり好きではないんですが、

こういうのとか

エスデス様の光沢の出し方はすごく色っぽくて、思わずグッと来てしまいました。


裸ワイシャツズルくね・。・(2回目)



アカメが斬る!は2クール編成の作品で、秋も引き続き放送されます。
後半は、一度はうまく逃げおおせたタツミが再びエスデスと遭遇してしまうところからのスタートで、
既に突然の再開に思いっきり紅潮しながら甘々ボイスになってしまっているエスデス様が可愛すぎるので、気に入った方はぜひ見ましょう!・。・!















最後に紹介するのはこの作品。
個人的には一番綺麗に纏まった作品だったと感じていて、最終回のクオリティはほぼ満点近いのではないかと考えています。
そこに間髪いれず投入されたOVA後日談もなかなかいい仕上がりになっていました。

正直最初は「(ニコ厨みたいな臭いタイトルがいかにも地雷っぽいけど、キャラデザ可愛いしとりあえず見てみるか・・・)」みたいな感じだったのですが、
完走してみると如何にこのタイトルがこの作品の肝であり全てであったかがよく分かりました。

そもそもロコドルというのはローカルアイドルの略称であり、
いわゆる地域の活性化のために地元のPRを使命として活動しているアイドルのことなわけです。
アイドルマスター』や『ラブライブ!や『Wake Up Girls!』等、アイドルを題材とした作品は数多くありましたが、
この作品の主人公たちはとにかく普通の女子高生なんです。





素朴で平凡で何をやるにもてんてこ舞、舞台に立ってもそこにいるのは普通の女の子。
でもだからこそ、普通だからこそ地域のみんなから隔たりなく愛され、おんなじように地域のために頑張れる。
そんな暖かさがこの作品には溢れています。



それを対比的に表現するかのように終盤から登場するライバルキャラが、AWA2 GiRLS(アワアワガールズ)通称ソープ嬢である。

AWA2 GiRLSは主人公たちと同じロコドルでありながら、芸能プロに所属しながら全国区の活躍をしており、もはや普通のアイドルとなんら変わりはない。
もちろん実力や集客力では主人公たち流川ガールズのはるか上にいる。
しかしながら主人公たちとの交流を通して、いつの間にか忘れてしまっていたロコドルとして大切なものを思い出していく。

例えば、流川ガールズは町のみんなが自然に声をかけて応援してくれる、まさにみんなの家族のようなポジションなのに対して、
ソープ嬢たちは知名度が上がりすぎて変装なしでは町を歩くことができなくなってしまった。
地域活性の物産展にしても、流川市は地味ながらこつこつと特産品をPRし、売り上げを伸ばしていくのに対して、
ソープ嬢たちのブースは彼女たちのグッズ目当てのファンが大量に押し寄せ、肝心の特産品はあまり買ってもらえないでいた。

アイドルとしては圧倒的な地位を手に入れたものの、ロコドルとしては流川ガールズに学ぶ部分もある。
そういう意味で彼女たちはいいライバルなのかもしれない。


戸惑いの連続ながらもひた向きに頑張る普通の女子高生たち。
そしてそこからつながっていく人と人との、地元という尊いモノへの心の結びつき。
ほっこりしながらも大切なことを考えさせてくれるいいアニメに仕上がってくれたと私は思います。





















なにゃこかわいいよなにゃこ










と、いうことで
今回はこんな感じにしておこうかと思います。
書き終わって思ったけど、なんだかんだ結構いい作品ありましたね今期・。・;;;

来期は豊作という声がよく聞かれ、
自分としてもWIXOSS2クール目やサイコパス2期、デンキ街の本屋さんFate/stay night等、今の時点で気になっている作品が多数あります。
もちろん引き続き2クール目に入るアカメが斬る!ヤマノススメも目が離せないため、なかなか充実したシーズンになりそうです!・。・!










ごちうさ難民救われなさ過ぎて1話がミリオン飛ばしてしまってるから、いい加減きらら枠なんとかしてくれ。


それでは!(・。・)ノシ