ヤマノススメ聖地巡礼 飯能編

皆さんは飯能市という町をご存知でしょうか。
池袋から西武池袋線に揺られること1時間、秩父市に隣接する埼玉県南西ののどかな町です。

先日、この飯能市に行ってまいりました。
自然に囲まれたこの町の秋の空気は美味しかったですね。


撮影:ヌース氏





こんな辺鄙なとこまでわざわざ何しに行ったのかということなんですが、
実はこの飯能という町、ある物語の舞台になった町なんですね。
秋風に包まれながら縁の地を散策しに行こうと、そういった粋な企画なわけです。

で、その作品というのがこちら―










そう、ヤマノススメですね。
女の子だけのゆるふわアウトドアをコンセプトに、現在第2期絶賛放送中の作品です。
1期は5分枠1クールだったのに対し、2期は15分枠でしかも2クールと大出世を遂げたことからも質の高さが窺い知れます。
特に今期は思考停止枠もとい癒し枠にろくなのがないので、見てない方にはぜひぜひオススメした作品です・。・

茶番で引っ張りましたが要するにヤマノススメ聖地巡礼してきたから見てくれってそれだけです^q^




今回は飯能駅からスタートです。

ひとつ見落としてはいけないのが、改札前に併設されたショッピングモール。
お店が先か作品が先かは定かではありませんが、4階に登山用品店があります。
その名もずばり『ひだまり山荘』
別の日常系作品が頭に浮かんだ気がしますが多分気のせいです。

「登山用品なんて興味ねーよカス」
というそこのあなた。ご安心ください、私も全く興味ありません。
私のオススメしたいこのお店の見所は、一角にあるこちらのコーナーです。






うんうん、いいですねえ^〜
グッズのほかにも巡礼ノートというのがこの町にはここを含めて何箇所か置いてあり、
同族たちの気持ち悪いコメント巡礼仲間の意気込みや感想を共有できるようになっております。

散策の前に荷物が増えるのもアレなので、とりあえず最後にまわす事にして駅を出ます。


上の写真にもチラッと写りこんでますけど、飯能市が作成した舞台探訪マップというのがあります。
一から自分たちで調べてルートを考えるというのもそれはそれで楽しいとは思うのですが、
お役所特有のやっつけ仕事には全くなっておらず、良くできていると感じたので今回はこちらのルートに沿って散策することにしました。
(ちなみに3〜4時間程度と書かれていたのに6時間半もキモオタ活動してました。)

ネットで公開されてるので印刷すれば十分なのですが、やっぱりこういうのは気分なので市役所に貰いに行く。

やったぜ。



オススメコースのスタート地点である飯能駅に戻る前に、パンフに載ってたお蕎麦屋さんでお昼を済ませることに。
完全にいいお客さんですが、現地にお金を落とすのは観光客の義務なんで多少はね・・・

お蕎麦とアナゴ天、そしてお蕎麦とセットになっているのは飯能すいーとんというご当地B級グルメ
飯能すいーとんって何という話になるわけですが、その源流には団子汁という飯能の伝統食があるのだという。
詳しくはこちら
地元の野菜たっぷりのスープにすいとんの生地で包まれた大きな団子が浮かんでいて、スプーンで割ってこれを食べ進める。
お店によってスープの味や団子の中身は異なるらしいので、入ってからのお楽しみってことになるんでしょうか。美味しかったです。





・・・ん?


そうなんですね。
この天覧山という名前、高校生になったあおいとひなたが最初に登った山(山というより丘ですが)の名前とおんなじですね。
その名を冠した地酒ということで、途中に紹介するお店ではヤマノススメ仕様のラベリングを施されたものも売ってます。
今回の散策では、この天覧山に登ることが大きな目的の1つということになります。



昼から飲む酒って
どうしてこんなに
旨いんだろうなあ
   ぬすを ■



ということでここから本格的に巡礼スタート。
チェックポイントの写真は一応全部撮ってはきたのですが、正直自分でもイマイチピンと来ないというのもあったりしたので、
登場頻度やインパクト的に「あ〜ここか」と思ってもらえそうなところを抜粋してまとめていきたいと思います!・。・!



駅から歩いていくと最初に見えてくるのが飯能銀座という商店街。
寂れている平日の真昼間ということで人通りはまばらでしたが、却って撮影とかやりやすくて助かりましたね。

ここまで来ると町の感じも段々それっぽくなってきましたね^ω^

そして、見ていただきたいのがこちらのお店。


天候に恵まれすぎて名前がよく見えませんが、夢彩菓すずきというお店です^。^;
お店の中からあおいちゃんがこちらを見ていますね。
さて、アニメを見ている方ならピンと来ていただけるだろうか・・・?



そう、実はここあおいのバイト先なんです!
さすがに高校生の身分で富士山やら霧ヶ峰やらポンポン行ってたらさすがにお金無くなるわな・・・
ちなみに店員は両方おばちゃんだったぜ!平日の昼間は学校あるしな!(錯乱)

お店の中も快く撮影許可出たので撮ってきた、マメにいろいろ飾ってあっていい雰囲気でしたね。
お菓子もなかなか美味しくてgood、天覧山で食べたい。










レジ横にこういうの置くのズルいと思いますよ?(買いながら)





商店街を抜けたあたりでヤマノススメラッピングバスを見かけました、すぐに行ってしまったので写真は取れませんでしたが(´・ω・`)
欲を言えば乗ってみたかったところでしたが、飯能市内で3台しか走っていないようなので見れただけでもラッキーだったようです。
概観だけでなく中のラッピングも結構凝っているようなので、乗車を狙ってみてもいいかもしれません。
参照:ヤマノススメラッピングバス公式ページ





次に紹介するのは観音寺というお寺。
「寺参りする回なんて記憶にねーぞ」
という方多数でしょうが、写真を見せれば一発で分かると思います・・・















_人人人_
> 象 <
 ̄Y^Y ̄



そうなんですね、この象がいるのは公園でもなんでもなくお寺だったんですね。
見た目のインパクトもさることながら、登場回数的にも一番記憶に残る飯能市内の名所といって差し支えないでしょう。



神社ということで当然アレもあります。

さすがにラブライブ!の聖地こと、秋葉のキモオタ神社に比べたらつつましいものですけど、滲み出る作品愛にはほっこりさせられますね。
絵馬にこなた描いてるバカチンと巡礼ノートにデカデカとハナヤマタとか書き込んだ阿呆は死んだほうがいい。



ちなみにこないだ出てきたコレも敷地内にあります。

顔の穴結構小さいです。
顔を入れたバージョンは吐き気を催すおそれがあるので上げません。





・・・飯能には山だけじゃなく川もある(`・ω・´)
さらに進むと飯能川原という大きな河川敷があります。
さすがに時期を外してしまいましたが、暖かい季節にはキャンプやバーベキューをしつつ、子供でも安心な入間川の浅瀬で水遊びが出来るようです。

そしてこの飯能川原にもおなじみの名所があります、実はもうこの記事の中でも写りこんでますね、どこだか分かりますか・・・?












この真っ赤なアーチは見覚えあるんじゃないでしょうか?割岩橋というそうです。

飯能川原も割岩橋も作中で何度も登場していますが、何よりも1日お世話になったマップの表紙がここでした。
いやがうえにもこの一枚絵に愛着沸いちゃいますね^。^

せっかくなのでアングルを揃えるタイプのオタク


なんだかんだね、小川のせせらぎに耳を傾けるのとか数年ぶりだったんでね、死にたくなりました。
平たい石を必死で探して、水切り競争して遊んでたあの日の自分はもういないのだよ・・・










思えば最初の頃のあおいは今とは比べ物にならないくらい弱々しかったですね。
ジャングルジムから転落して以来高所恐怖症をこじらせ、「近所の丘なら・・・」といってついてきたこの天覧山にもこんな重装備でオロオロしながら来てました。

対照的に制服姿のひなたを見て
「遭難するわよ!?私まだ死にたくない!」
と絶叫する横をちびっ子がうれしそうに駆けていって我に返るとことか可愛かったですね^〜

しかしながら、この山登り(というかハイキング?)を通して山への恐怖が少しずつ登山の楽しさへの塗り替えられていく、
二人の始まりの、第一歩の山として、天覧山には標高とは比べ物にならないほど大きな魅力があるんじゃないかと思います。


・・・で、さっきから何でこんなにしつこく丘丘と連呼してるのかといいますと、実はこの山、標高にすると200メートルも無いんです()
特殊な装備や経験など一切不要などころか、入り口から山頂まで30分も掛かんないっす^q^
まぁ当時のあおいちゃんは東京タワーの展望台より高いとビビッてましたが・・・
ということで高所恐怖症のJKでも小さな子供でも、もちろん運動不足のキモオタの皆さんでもちゃんと登れます。
たった200メートル足らずの小さな山ですが、2人が眺めた景色、感慨深い絶景でした。






天覧山を下山してすぐのところにタイムズマートというコンビニがあるのですが、この店が結構ヤバい。
何がヤバいってヤマノススメの推し具合がヤバい。

ここでも好意的に店内を撮らせていただいた(撮ってほしかったんだろうけど)ので、推しっぷりを見ていただきたい。









売り場面積投げ捨て過ぎでは

ループ再生でアニメ垂れ流し、巡礼ノート完備・・・そしてこのグッズの山である。
コミックスや同人誌なんかも置いてあると店員さんが豪語してましたね、熱の入り具合が全然違う。
なお、一部ポスターやブロマイドに関しては販売しているようです。

それから、この区画ではないのですが、さっき言ってたヤマノススメ仕様の地酒が置いてあるのがこのお店です。
ついでにヤマノススメ仕様のお土産用のお菓子もいくつかありましたね。






嬉々としてお店を出ると、辺りはすっかり暗くなってました。
ここ最近の日の短さは軽く引くレベルになってきましたね・・・

このあとも何箇所か回って撮影はしたのですが、どうも暗いところで撮っても納得いく感じにならないですね、
暗がりの中あおいとひなたの通う高校を撮影してたときとか完全にただの不審者でしたからね・。・;



そのまま初めに寄った登山用品店に舞い戻ってお土産を吟味して聖地巡礼ツアーは終了。
ガッツリと聖地を巡るというのは初めてでしたが、思ってた以上に楽しめました。

今回は主人公たちの生活拠点を主に回る形となりましたが、ヤマノススメの舞台というと他には高尾山や三つ峠などの日本の名山や森林公園といったアグレッシブな方も。
機会があったら行く・・・かも。う〜ん、どうでしょうかね()



最後は戦利品の紹介で締めたいと思います。

今までオフに来ていく服が無くて全裸で参加していたのですが、ついにオフに来ていけそうな服をこの町で入手することが出来ました><

どれにしようか結構悩んだんですけど、なんだかんだこのひなたの笑顔が気に入ってしまった()
黒地に白のシルエットのスタイリッシュな方は、1日お世話になった例の一枚絵ですね。

手提げ袋も飯能来た証って感じがして高まりました。全力で鞄に隠しました。





P.S.
ついに明日はルビサファリメイク発売日ですね・。・
ハルカのジュプトルに心を砕かれ、センリのケッキングのバ火力に目を疑ってからもう1回りもしてしまったのかと思うと、時の流れは怖いもんですね。
自分は12年前と同じく、サファイアのほうからスタートしたいと思いますよ。
12/27のキツネの社mf(露骨な宣伝)でもスタッフやりますんで、ORASに突入しても引き続きよろしくお願いします^。^


それでは!