2014年夏アニメ


抜群の中毒性を誇るキチガイアニメが揃って続編製作決定という嬉しいニュース。
特にてさぐれの方はあけこが乗り気じゃなさそうだったので続編があると思ってなかった分、喜びもひとしおですね。(やはり営業トークだったのかあれは)


そして、そして・・・!














(´⊙౪⊙)۶ッッッッィィィィイイイイヨッシャアアアアァァァァ!!!!

自分が見た中では去年1番好きだった作品である『たまゆら〜もあぐれっしぶ〜』の続編にして完結編、しかもまさかの映画、4部作・・・
2期ではかなえ先輩との出会いから別れまでを軸に、OVAや1期では語られなかった亡き父の思い出の場所や旧友との出会いを織り交ぜつつ多くの感動を与えてくれましたが、
ここまでくるとやはり最も心に来るであろう、主人公たちの卒業まで見たいという思いは非常に強かったのでただただ嬉しい。

4人の門出まで描きあげたいという製作陣の思いも強かった作品だったので、完結の確約ができたのは素直におめでとうの一言ですね。





映画といえばもうひとつ。


Kの映画見てきました・。・v
スタイリッシュ百合ホモギャグ抜刀アニメという素晴らしいタグで一言に集約されたこの作品、
腐人気が非常に高いので、彼女たちのお膝元である池袋で見るのは非常に怖かったのですが、
「なんだかんだ公開から1月も経っちゃったしガラガラやろ^。^」とか調子こいてました。


まわりがっちり9割女性でした^q^

早めに来て最後尾の座席を取っていなければ死んでいたところでした・・・
いやーでも映画館の迫力、特につばぜり合いのシーンの音響などはやはり独特のもので魅了されてしまいますね。
アンナの覚醒シーンとかゾクゾクして思わず鳥肌立ってしまいました。
そしてangelaのEDがまたかっこいい、やはりこの作品の空気はangelaの曲までセットで構築されているものだと実感しました。

テレビでやってたのが2012年の秋なので実に2年ぶりのKだったわけですが、映画を見ながら
「あーそういやこんな設定あったなぁ・・・」
と懐かしさに浸ったり思わずニヤニヤしてしまう場面が多かった一方、それ以上に、
「こいつの声○○さんだったのか・・・」
と反応できる声優が異様に増えてて、ダークサイドにズブズブと染められてしまったなあと月日の残酷さを感じる結果に('A`)









ということで早いものでまた3ヶ月、無駄な人生を過ごしてしまった現実を突きつけられる時期がやってまいりましたね^q^
皆さんいかがお過ごしでしょうか?

自分は最近スマブラ3DSを買って、実に64以来となるスマブラライフを始めたのですが、
久川ボイスが好きという理由でメインキャラに選んだパルテナ様が全キャラ中最弱クラスらしいという絶望的な現実を突きつけられ、やるせなさで死んでしまいそうです。


採用理由は愛(疾笑)











前期の記事で今期は不作の匂いがぷんぷんするという話をしていましたが、半分正解くらいの評価が妥当なのかなといった気がいたします。
実際今期は大きな話題性を持った作品はほとんど生まれませんでしたし、自分としても○○曜日が待ち遠しくなるほどのめり込んだものも特にありませんでした。
しかしながら、いざ終わってみると視聴本数はむしろいつもより多かったくらいで、100点とはいわずとも有象無象の中に7,80点くらいの作品はそれなりにあったのかなといった気はします。
正直平行して回収していたシドニアの騎士Fate/Zeroのほうが圧倒的に面白かった

今期完走した作品は以下のとおりです
金田一少年の事件簿(2クール目)
ヤマノススメ セカンドシーズン
・月間少女野崎くん
アカメが斬る!
普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。
アルドノア・ゼロ
ばらかもん
美少女戦士セーラームーンCrystal
ひめゴト
ハナヤマタ
あいまいみー 〜妄想カタストロフ〜
PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版
目玉焼きの黄身 いつつぶす?

サイコパスは秋からの2期に向けた編集版再放送ですが、自分は初見だったので一応ここに載せておきます。
2話分を1回に流す1時間枠でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいさすがの一言。
運悪く佐世保事件の発生と、似た点のある内容の4話の放送時期がかぶってしまい放送自粛という形になってしまったのは残念でなりません。
面白いと同時に重要な回でもあるので、同じ境遇の方は旧作での回収をお勧めします。世論死ね。

例によって、独断と偏見でいくつか抜粋して振り返っていきたいと思います。













今期のダークホース、まさかのNHK枠。
4夜連続の1回2話構成でやってた作品で、間にケンコバ壇蜜のゴミみたいなコーナーが挟まるんですけどそっちは見なくていいです。

この作品のコンセプトは、人によって食べ方が異なる料理の食べ方から性格の衝突や新たな価値観の発見を描いていこうといったもので、
マニアックながらハマる人にはたまらない作品だと見ていて思いました。
参考までに序盤のあらすじでも紹介したいと思います。

1話前半のテーマはタイトルどおり目玉焼きの食べ方
彼女とのはじめての朝食、作ってくれたのは目玉焼き


…と、大量の調味料。

何をかけて食べるか知りたいという彼女のみふゆに聞かれるも、醤油以外をかける人がいるとは思っていなかった主人公の二郎は困惑してしまう。
しかし、みふゆも醤油派と聞いて一安心の二郎氏、満面の笑みで朝食を食べ始める。


二郎の食べ方は、目玉焼きの黄身を最初につぶし、そこに醤油をたらし、白身や付け合せに絡めながら食べるという方法。
しかし、目に飛び込んできたみふゆの食べ方はそれではなかった―







みふゆの食べ方は、白身をきれいに食べた後に黄身を一口で食べるというもので、お皿が汚れないという利点を持つ。
しかしながら自分の食べ方が絶対だと今まで信じて疑わなかった二郎は声を荒げて噛み付いてしまう。
そして・・・






この主人公は基本的にあほなので、何度もみふゆさんを怒らせてしまいます。
この二人の無駄な恋愛要素もこの作品のキーテーマの1つだったりします。


自分の食べ方に自信をもてなくなった二郎は、上司の近藤さんを誘って目玉焼き定食を食べに行くことに。
しかし、視界に飛び込んできたのはアレだった・・・







「近藤さん…あんたもそれか!」と上司にキレる二郎。正直統合失調症を疑ったほうがいい。
しかしながらここからが違う。
この近藤という人、毎回毎回こだわりある食べ方をしていて、
みかんと対話するとか海苔で城壁を作るとかわけの分からないことをしょっちゅう言ってるのですが、今回はこうなる。






残った黄身をご飯に乗せてかき混ぜてどんぶりにする。
白身のみで食べ進め、ご飯の残量にも気をつけながらのストイックな食事のストレスを最後にぐちゃぐちゃに黄身と米を混ぜてどんぶりにするところで断ち切るのだという・・・

こんな感じでいろんな食べ物について考えていく作品です。
他にも旅館の朝食の納豆の使い方、ナイフとフォークで食べてるときのライスの食べ方、ショートケーキのイチゴを食べるタイミング etc.
なかなか面白いところを攻めていくのでぜひご視聴ください・。・

ちなみに自分は目玉焼きは塩コショウで白身だけ食べます















個人的には今期で一番他人に薦められると思った作品。
毎回安定して楽しめるクオリティを維持しつつ、深夜3時付近の放送とは思えないほど健全に仕上がっています。

手本のような型にはまった字しか書けなかった都会育ちの書道家半田清舟が、自分を見つめなおすために送り込まれた長崎の五島列島で出会った少女なるや、島民とのやりとりを通し自身の書と向き合っていくという作品。
ぎんぎつねのんのんびよりをはじめとした、自然や人との心温まるヒューマンなやり取りを描いた枠は個人的には1クールに1つほしいくらいには思っていて、
今回は特に島の小学生役に子役を使っている分ある種のリアルが滲み出てきていて心に響きやすい。ジブリっぽいといえば分かり易いだろうか。

ちなみにタイトルのばらかもんというのは五島弁で元気者(ばらか:元気な、威勢のいい)という意味で、作中にも五島弁のキャラが多数登場する。
大体は単語自体は標準語にあわせていて最低限意味は取れるようになっているが、ばあさんの会話に関してはガッツリ方言でわけが分からないので字幕が入る。
実は私の祖父の家が宮崎県にあり、祖母が亡くなるまでは毎年夏休みに向こうに行っていたこともあり、同じ九州というだけあって五島弁にかなり近い宮崎弁を聞きなれていたというのが、この作品を見ていて大きなアドバンテージに感じた。
台詞を聞いてて軽い方言やニュアンスの部分が把握しやすかったり、年寄りどうしの会話がまさにあんな感じで傍から見たら何言ってるか分からないといった経験と照らし合わせて余計に笑えたりした。


あんまり書くことがなかったんでまた気に入ったキャラでも紹介して終わります。






山村美和

勝気で男勝りななるの姉貴分。
なるやタマとともに空き家の頃から半田の家に秘密基地として出入りしており、半田が来てからも入り浸っている。
田舎特有のフレンドリーさで、半田のことは先生と呼びつつもため口で絡む、というかめちゃくちゃ煽る。

このキャラの魅力って何なのか表現しづらいところではあるが、
やっぱりまず挙げられるのが方言娘いいよねって話。
自分の場合は特に生まれてからずーっと東京なので、方言自体聞く機会が殆どなくて新鮮というのもあって、
イモっぽくない顔立ちの子が方言使うとあっさりギャップを感じてしまうというのがまずある。
加えて九州の方言って、方言でイメージされるコテコテの田舎言葉って感じ(〜だべさみたいな)でもなく、どちらかというと人懐っこさが滲み出てきている感じがする。
博多弁とか好きな人結構多いんじゃないでしょうかね?
美和ちゃんの言葉使いと性格があいまって、いいバランスの親近感を演出してくれてるのではないでしょうか。

もうひとつ決め手になったのは、5話でお父さんが出てきたときのギャップが素晴らしかった点。
美和の親父が、買った船に船名を書いてほしいと書道家半田に頼みに来たのだが、名前はなんと唯我独尊丸
この時点で既にダサいのだが、この後の小学生とのやり取り

「唯我独尊っちなん?」
『おぅ、おいちゃんが神って意味じゃろが。』







「はぁ〜恥ずかしか〜・・・」

正直そっくり親子なのだが、思わず恥ずかしくなって顔を伏せる美和ちゃんが可愛い。




おまけ




 素 材















女性議論でテンションあがってきたので次はこの作品。
タイトルと裏腹にアカメの刀がチート性能過ぎてぜんぜん斬らせてもらえず、どんどん影が薄くなっていく悲しいアニメ。
というかそもそも、このタイトルなのにアカメは主人公ですらないという・・・
ゼルダの伝説みたいなもんですね(?)

一応設定としては、村を救うため帝都に出稼ぎに来た主人公のタツミが、腐りきった帝都の実態を目の当たりにして革命軍と共に討伐を誓うというものなんですが、正直そんなものはどうでもよくて
この作品の推したいところは主人公の年上キラー性能ただ一点です。

オネショタがね、いいんです。いろいろな姉キャラがタツミをなんだかんだ気に入っていく。
キラー性能が高すぎて、ガチムチお兄さんにまで好かれてしまう始末。

ただ、この作品割とグロい描写が特徴的で地上波は規制まみれだったりするのですが、お姉さんも容赦なく死にます(´・ω・`)

今回はそんなお姉さんたちの中から特に気に入ったキャラを2人紹介したいと思います。







レオーネ

タツミが所属することになる殺し屋集団、ナイトレイドの一員。
当初は田舎丸出しで帝都にやってきたタツミを騙して飯をおごらせた上に全財産を持っていってしまう詐欺師ポジションだったのだが、
後に借りを返す形でタツミをナイトレイドに引き込んだ張本人。

言葉で長々説明するよりも、姐さんの魅力がグッと詰まった素晴らしいMADを見つけたので、とりあえず貼っておきます。




美人・恵体・甘い声(MADでは分かんないけど)と、ビジュアル面の数値の高さは言わずもがな、
サバサバした性格から繰り出される無意味なちょっかいやお色気たっぷりのスキンシップで少年を惑わせるその姿はまさに理想のおねショタ姉さん像。



加えて、お酒が大好きってところもポイント高い。
酔って気分がよくなった姐さんはなかなか愛くるしいです・。・



レオーネはリアル方面で例えると、

・無意味に弟くんに抱きついてドギマギさせたり、
・風呂あがりは半裸でリビングをうろついたり、
・飲み会から気分よく帰ってきてデレデレな無駄絡みをしてくる。

そんなタイプのOL姉貴みたいな感じかも知れません。
何だこれは、最高じゃないか・・・



あまり恥じらいがないように見える分、「男みたいな性格なのかな」とも思えたあたりで、
突然女の子らしい可愛い一面が垣間見えたりするのも姐さんの魅力の1つだったりしますね。

アカメに体重のことをサラッと言われて静かに怒ったり、


タツミの魅力に気づき始め、いい男に育ったら自分のものにすると文字通り唾をつけたり・・・



オネショタにはロマンがある。
年上の無邪気なお姉さんに困らされたい人生だった・。。・











エスデス

「名は体をあらわすという言葉は彼女のためにあるのでは?」とツッコみたくなるドS帝国将軍、基本的に拷問のことしか頭にない。
しかしながら、唐突に「恋をしてみたい」という欲望が芽生えたらしく、恋人探しをしていく中で出会った年上キラーのタツミ君に心奪われてしまう。







誘拐しました^q^

タツミを連れ帰ってからのエスデス様が完全にメスの顔しててたまらんですね、というか裸ワイシャツはズルい。






深夜アニメってなぜか肌の光沢を赤い光で出すこと多くて、それが腫れ物か虫刺され見たいな感じに見えてしまってあまり好きではないんですが、

こういうのとか

エスデス様の光沢の出し方はすごく色っぽくて、思わずグッと来てしまいました。


裸ワイシャツズルくね・。・(2回目)



アカメが斬る!は2クール編成の作品で、秋も引き続き放送されます。
後半は、一度はうまく逃げおおせたタツミが再びエスデスと遭遇してしまうところからのスタートで、
既に突然の再開に思いっきり紅潮しながら甘々ボイスになってしまっているエスデス様が可愛すぎるので、気に入った方はぜひ見ましょう!・。・!















最後に紹介するのはこの作品。
個人的には一番綺麗に纏まった作品だったと感じていて、最終回のクオリティはほぼ満点近いのではないかと考えています。
そこに間髪いれず投入されたOVA後日談もなかなかいい仕上がりになっていました。

正直最初は「(ニコ厨みたいな臭いタイトルがいかにも地雷っぽいけど、キャラデザ可愛いしとりあえず見てみるか・・・)」みたいな感じだったのですが、
完走してみると如何にこのタイトルがこの作品の肝であり全てであったかがよく分かりました。

そもそもロコドルというのはローカルアイドルの略称であり、
いわゆる地域の活性化のために地元のPRを使命として活動しているアイドルのことなわけです。
アイドルマスター』や『ラブライブ!や『Wake Up Girls!』等、アイドルを題材とした作品は数多くありましたが、
この作品の主人公たちはとにかく普通の女子高生なんです。





素朴で平凡で何をやるにもてんてこ舞、舞台に立ってもそこにいるのは普通の女の子。
でもだからこそ、普通だからこそ地域のみんなから隔たりなく愛され、おんなじように地域のために頑張れる。
そんな暖かさがこの作品には溢れています。



それを対比的に表現するかのように終盤から登場するライバルキャラが、AWA2 GiRLS(アワアワガールズ)通称ソープ嬢である。

AWA2 GiRLSは主人公たちと同じロコドルでありながら、芸能プロに所属しながら全国区の活躍をしており、もはや普通のアイドルとなんら変わりはない。
もちろん実力や集客力では主人公たち流川ガールズのはるか上にいる。
しかしながら主人公たちとの交流を通して、いつの間にか忘れてしまっていたロコドルとして大切なものを思い出していく。

例えば、流川ガールズは町のみんなが自然に声をかけて応援してくれる、まさにみんなの家族のようなポジションなのに対して、
ソープ嬢たちは知名度が上がりすぎて変装なしでは町を歩くことができなくなってしまった。
地域活性の物産展にしても、流川市は地味ながらこつこつと特産品をPRし、売り上げを伸ばしていくのに対して、
ソープ嬢たちのブースは彼女たちのグッズ目当てのファンが大量に押し寄せ、肝心の特産品はあまり買ってもらえないでいた。

アイドルとしては圧倒的な地位を手に入れたものの、ロコドルとしては流川ガールズに学ぶ部分もある。
そういう意味で彼女たちはいいライバルなのかもしれない。


戸惑いの連続ながらもひた向きに頑張る普通の女子高生たち。
そしてそこからつながっていく人と人との、地元という尊いモノへの心の結びつき。
ほっこりしながらも大切なことを考えさせてくれるいいアニメに仕上がってくれたと私は思います。





















なにゃこかわいいよなにゃこ










と、いうことで
今回はこんな感じにしておこうかと思います。
書き終わって思ったけど、なんだかんだ結構いい作品ありましたね今期・。・;;;

来期は豊作という声がよく聞かれ、
自分としてもWIXOSS2クール目やサイコパス2期、デンキ街の本屋さんFate/stay night等、今の時点で気になっている作品が多数あります。
もちろん引き続き2クール目に入るアカメが斬る!ヤマノススメも目が離せないため、なかなか充実したシーズンになりそうです!・。・!










ごちうさ難民救われなさ過ぎて1話がミリオン飛ばしてしまってるから、いい加減きらら枠なんとかしてくれ。


それでは!(・。・)ノシ