2015年冬アニメ

・。・v


正直なところ2期→OVAという製作順から3期はあってもしばらく後になるのではないかと踏んでいたため、突然の3期製作発表はまさに寝耳に水といった感じ。
なんにせよ続編決定という嬉しい知らせに、また1つ生きる活力をいただけた気がします。
4月からはきんモザの続編、既にのんのんごちうさの2期も確定と、日常枠成分はまだ当分干からびずに済みそうですね^。^
なおゆゆ式桜Trick



さて、ゆるゆり3期の喜びを表現したくて書き始めたものの、正直今期はあまり書くことがないかも知れません。
どういうことかというのは、おそらく今期の視聴作品を見ていただくのが早いかと思うのでリストアップしてみます。

美少女戦士セーラームーンCrystal
暁のヨナ
SHIROBAKO
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
四月は君の嘘
寄生獣 セイの格率
アイドルマスター シンデレラガールズ
DOG DAYS″
艦隊これくしょん -艦これ-
幸腹グラフィティ
アルドノア・ゼロ
探偵歌劇 ミルキィホームズ TD
みりたり!
夜ノヤッターマン
キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎
・血液型くん!2
アニメで分かる心療内科

劇場版PSYCHO-PASSサイコパス
・劇場版蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC

「なんだ結構見てるじゃないですか気持ち悪い・。・」と思われたかも知れません、
ところが、もう少し内訳を類別してみるとこんな感じになります。

美少女戦士セーラームーンCrystal(3クール目)
暁のヨナ(2クール目)
SHIROBAKO(2クール目)
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(2クール目)
四月は君の嘘(2クール目)
寄生獣 セイの格率(2クール目)

アイドルマスター シンデレラガールズ
DOG DAYS″(3期)
艦隊これくしょん -艦これ-
幸腹グラフィティ
アルドノア・ゼロ(2期)
探偵歌劇 ミルキィホームズ TD(4期)

みりたり!(5分枠)
夜ノヤッターマン
キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎(5分枠)
・血液型くん!2(2期、5分枠)
アニメで分かる心療内科(5分枠)

劇場版PSYCHO-PASSサイコパス(続編)
・劇場版蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC(続編)

見ての通り新作がほとんどまともに見られていません。
30分枠の新作は4本視聴ということになっているが、シンデレラガールズアイマス本家の姉妹作と考えれば、
実質3本、しかも正直前回記事で推しまくった2クールものに比べると微妙と言わざるを得ない。
ということで、書き始めた現段階ではまともな分量の記事になるか若干不安なところである。

ちなみに旧作回収のほうは割と捗っていて、

クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(1クール目)
四月は君の嘘(1クール目)
TIGER & BUNNY
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A
咲-Saki- 全国編

といった感じ。
クロスアンジュと君嘘は始まった当初はスルーしてしまっていましたが、複数人から推されたため2クール目に追いつく選択肢を持たせて回収を始めました。
いずれも何故見なかったのか分からないほどすんなり引き込まれ、あっさり現行分に追いつく形となりました。
前期からの2クールものは総じて質が高く感じましたが、この2作品も例に漏れることないクオリティであり、
今期の作品2本切ってでもこれらを2クール分回収する価値があると断言できます。
2クール作るという決断、それに耐えうるリソースの確保ができるというのは、製作サイドとしてもそれだけ自信があるということなのでしょうね。

ちなみに今期の2クール枠であるモバマスはどうやら分割2クールの模様。
間が空いてしまうのは残念ではありますが、1期の時点で既に総集編が入ったり、かな子が異様に太ましい作画になったりと、製作陣にも疲労の色が隠せないのも事実^q^
このままグダグダになってしまうリスクを考えると、万全を期してもらえたほうがある意味幸せと思って耐えましょう。









うーんこの



ということで、とりあえずこの3作を振り返っていきましょう。
もはや今期アニメとは言えない手前、割とネタバレ大目になりそうなところだけご了承ください。






クロスアンジュ 天使と竜の輪舞

物語の舞台はマナと呼ばれる魔法の力を得た世界。
人々はこの力を使い、争いや不自由のない理想の生活を手に入れていた。
しかし、どういうわけか一定の確率でマナの力を使えない女の子が産まれてきてしまう。
人々は彼女たちのことをノーマと名付け、人ならざるものとして迫害してきた。
この物語の主人公、ミスルギ皇国第一皇女アンジュリーゼも、ノーマを排除した平和な世界の実現を目指す一人であった。

ところが、兄のクーデターにより実はアンジュリーゼはノーマであること、両親はそれを隠して人間として育ててきたことが発覚する。
今まで国民の憧れの的であった立場が一転、忌むべき化け物として捉えられ、軍事基地アルゼナルへと収容されることに。
ノーマに許された唯一の生きる道、それはアルゼナルの兵士として人類の敵であるドラゴンを殺し人々を護ること―
自身がノーマだということを受け入れられず戸惑うアンジュリーゼの戦う意志の芽生え、そしてこの歪んだ世界への真実へと迫るファンタジー作品となっています。


差別や暴力や裏切りといった人間の醜い部分や、女性しかいないノーマ同士の慰めあいがふんだんに描かれているため、
汚いレズ呼ばれ愛されていたが、今期に入って新たな愛称が誕生した…









そう、汚いDOG DAYSですね。

一応説明しておくと、DOG DAYS″DOG DAYSシリーズの第3期。
動物の耳や尻尾が生えた種族が住む異世界フロニャルドに勇者として召喚された主人公たちが、
戦と呼ばれるイベントで活躍したり、魔物を退治したりするまったり系ファンタジー作品。

なんでこんなことになってしまったのか。
放送日が同じだったり、1話からどことなく既視感があったり(竜の巫女が出てきたり宮野と奈々様が遭難したり尻尾の生えた異世界人が出てきたり・・・)ということも理由として挙げられるのだが、
それよりなにより声優がかぶり過ぎというのが諸悪の根源でしょう。
互いのHPを比較したところ、少なくとも9人かぶっている模様。
単に羅列しても味気ないので、よくある正しい対応になるように線で結びましょう的なのを作ってみたのでド暇な方はどうぞ^q^











クロスアンジュのもう一つの見どころとして、次回予告があります。
伝説の声優やりたい放題予告、トランスフォーマーを彷彿とさせる身もふたもないテンションで繰り広げられる次回予告は、
「こっちが本編だったかな?」という気すらしてきますね^q^













四月は君の嘘

最終回、久しぶりにアニメで泣きました。
正直今誰かと語りたいモチベが一番高いのはこの最終回かもしれない。
ということで、大幅なネタバレを含んで最終回について振り返っていきたい。





まず前半の演奏パート、素晴らしかったですね。
演奏中の公生の前にヴァイオリンを持ったかをりの幻が現れる。
公生と共に視聴者も結末をここで悟らされるわけですが、病室側の描写でなく舞台の上で彼女の最期を描く構成が本当に美しい。
みるみる公生に感情移入させられ自然と目が潤みました。


そして、私が一番評価しているのが最後の手紙のシーン。
この独白で四月は君の嘘というタイトルの意味、そしてかをりの一途でいじらしい女の子としての一面が見えてくる。
ここで評価したいのが大きく2つ。

1つはこの独白によって、かをり視点として今までのすべての話が別の意味をもって一気になだれ込んでくるというところ。
実はモノクロの世界に色を与えてもらっていたのはかをりも一緒だったんだということがここで分かるわけですが、
それがわかった瞬間に、「このシーンの時かをりはどういう気持ちだったんだろう」という思いがどんどんどんどんフラッシュバックしてくる。
それを大きく後押ししているのが最終話のEDだと思います。
「最終話のEDは光るならを使うべきだったのではないか」という声をたまに聞きますが、
私は最終話のEDを光るならにするかオレンジにするかは非常に重要なファクターだと思っていて、結論としてはオレンジで正解だと思います。
これは私の考えですが、最終話のEDにおいて
光るならは有馬公生を主人公にする曲
オレンジは宮園かをりを主人公にする曲
だと捉えています。
つまり、最後の最期で実は宮園かをりが主人公だったということを印象付けて、最終回の厚みを引き出したというのが私の解釈です。
オレンジの切ないながらどこか優しい旋律に乗せて、まるで走馬灯のように彼女が頭を巡っていく。
光るならと共に清々しい気持ちで公生と椿のこれからに思いを馳せる最後も一興ではあるとは思いますが、
なんだかんだ最終話の余韻の大きさは、王道展開をあえて外してオレンジを締めくくりに選んだスタッフの英断あってこそだったのではないかと、今になって感じています。


もう1つの評価点は、視聴者がある種の救いを感じられる終わり方だったということ。
正直なところかをりが生存する結末だったら平凡な作品として終わってしまった気がしています。悲しきかなかをりは作品のために死なねばならないキャラクターであった。
しかしである、確かにかをりは死んでしまったが、バッドエンドだったのであろうか?

私はそうは思わない。
だって死期が近いのがわかったから憧れの公生に向かっていく勇気が出せたし、死ぬからひた隠しにしてた一途な気持ちをしたためることができたのだから―
「かをりはきっと幸せだった」と自分を納得させられる優しい終わり方だったと思います。













アイドルマスター シンデレラガールズ

今期新作で薦められる唯一の作品といっていいくらい、この作品にパワーが一極集中している。
無印の姉妹作ということで全く心配はしていなかったが、期待通りの面白さと可愛さである。
無印よりさらにキチガイみたいなクセのあるキャラばっかりなのに、いつの間にか好きになってしまうのが恐ろしい。

無印のときは弱小プロダクションが舞台で、仕事を取るために奮闘したり、徐々に仕事が増えるとともに心が離れていってしまったりといった要素を描いていたが、
今回は大手プロダクションの新プロジェクトという似て非なる舞台設定になっており、
単なる続編ではなく、無印とは全く異なる側面から描かれているのが興味深い。
周りには大成した先輩アイドルがいるとか、仕事はいっぱい来るがどういう基準で振られているのか分からないといった、765にはない要素が軸になることも。

さてさて、この作品、これだけ多くの魅力的なアイドルを有していながら、
プロデューサーが一番ヒロインしてるというよく分からない事態になっている。


武内P

特徴的な野太いイケボを出してる中の人が17歳の高校生という時点で完全に出オチしているのだが、
次第に彼のキャラクターが見えてくる度に人気を根強いものにしている。

当初は無印の赤羽根Pとは対照的に、優秀ながら無表情で、アイドルたちにも如何にも事務的な対応をする、まさに大手企業の社員として描かれていた。
しかし、実はかつては赤羽根Pのように体当たりでプロデューサー業に向かっていたものの、その熱意が担当アイドルと噛み合わず脱落者を出してしまった過去があり、
そのトラウマから裏方として率なく仕事をこなすことに意識が向かい、いつしかアイドルたちと真正面から向き合うことをやめてしまっていた。
そんな武内Pが中盤のある騒動を境に、もう彼女たちから逃げないことを決意します。
なんとか彼女たちに歩み寄っていこうとするひたむきさ、そしてその空回り具合が、キャラクターに人間味と愛着を与えていっているのが人気の理由ですかね。

提督に視聴者が感情移入できるように、画面に提督が映らないという対応をした結果よく分からない(これのせいだけではないが・・・)ことになった艦隊これくしょんや、
自らコンセプトを破壊して男を排除し、もはや何がしたいのか分からなかったガールフレンド(仮)と比較してしまうと、
処女厨に媚びてハーレムの中心を隠すことはもはや安牌でもなんでもなく、彼らに認められる男性像をきっちり練る必要性が色濃く見えてしまう。

春には無印前半の再放送、夏にはモバマス後半、秋には無印後半の再放送があるようなので、今年はまだまだアイドルマスターを堪能することができそうですね!・。・!










えー、もう特に話したいこと無いっす^q^
強いて書くならアルドノア・ゼロが1期に比べて結構面白かったとかそういうあたりなんですけど、
これ以上続き物のことばっかり書くのもそれはそれでって感じするので今回はこの辺で。、。






私事ですが、4月から社畜始めました^q^
それに伴って一人暮らしを始めたので、今までできなかったリアルタイム視聴が心置きなくできそうなので楽しみです。
反面あまりに遅い時間の作品は逆に翌日まで見れなくなるんですけどね(´・ω・`)
自由に使える時間はもちろん減ってしまうでしょうが、仕事のヘイトを癒すために、アニメ回収の時間はしっかり取っていけるように頑張っていきたいですね。
明日を耐えれば以前宣伝してたたまゆらの映画の上映日なのでとりあえずそのために頑張ります。
今回は舞台挨拶のチケットが取れたのでそっちも楽しみですね^〜

ということで短めですが今回はこんなところで。










はたして社畜に春アニメまとめは書けるのだろうか・・・